
©2025 Nintendo
2025年に発売・購入した新作、旧作タイトルの個人的なベスト5の記録。

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2025年に発売・購入した新作、旧作タイトルの個人的なベスト5の記録。
■ドンキーコング バナンザ(NS2)
アクションに探索、キャラクターからストーリーに至るまで“破壊”のコンセプトを貫き通した痛快な傑作。ほぼどんな地形も粉々に壊せてしまうパンチアクションは豪快の極み。終盤の破壊的サプライズも嬉し涙流れまくりの幸せなひと時だった。
■BALL x PIT(NS2|NS)
2025年度時間泥棒大賞。ブロック崩しとローグライト、シューティングを掛け合わせた“枯れた技術の水平思考”を体現するかの如しゲームシステムと、それが生み出す中毒性の高さは圧巻のひと言に尽きた。1プレイ10分程度の遊びやすさも見事。
■DOOM: The Dark Ages(PS5)
昨今の3DアクションRPGで定番の受け流し&カウンター(パリィ)をFPSに浸透させてしまった衝撃の野心作。前2作とは異なる野生の闘争本能を呼び覚ます戦闘は、プレイ中に自然と(小声で)咆哮してしまうほどの面白さと爽快感だった。
■Clair Obscur: Expedition 33(PS5)
ダークファンタジー版『スーパーマリオRPG』(&若干『マリオ&ルイージRPG』)な戦闘システムと、芸術性の高いグラフィックと音楽が異彩を放つ傑作だった。アクションゲームばりの手触りの良さと、それを際立たせる演出にも感服。
■SHINOBI 復讐の斬撃(NS/PC)
前作『Shinobi 3D』とは真逆の攻撃性に全振りしたゲームシステムと、多彩なコンボを編み出せる戦術性、そして手触りの良さを追求した操作感が見事だった良作。妙に個性の強いキャラクターばかり出てくるストーリーも印象的だった。
■Pokemon LEGENDS Z-A(NS2|NS)
本格的にアクションRPGへと刷新された『ポケモン』シリーズ随一とも言える挑戦作。従来作とは異なる考え方が求められる技の戦術周りと、非常にスリリングで時に笑いを誘う暴走メガシンカポケモンとの戦闘が凄く好感触だった。
■Neon Inferno(PC)
『魂斗羅』のようなマシンガンを乱射する快感と、『ワイルドガンズ』などの自機と照準を同時に動かす要素を織り交ぜた、ありそうでなかったアクションシューティング。濃ゆいドット絵で彩られたグラフィックもむせ返るほどの美しさだった。
■カービィのエアライダー(NS2|NS)
まさかまさかの『カービィのエアライド』22年越しの続編。よくも悪くも前作そのままながら、本格的な1人用モード「ロードトリップ」の追加と「スペシャル技」の導入で、より引き締まった作品へと進歩した作りが印象的だった。
■NINJA GAIDEN: Ragebound(NS/PC)
2025年に『SHINOBI』と同タイミングで目を覚ました忍者ゲームの新作にして、『忍者龍剣伝』スタイルの新作。あらゆる敵を一撃で仕留める「ギロチンアタック」が生み出す、ノンストップ&バイオレンスアクションが鮮烈な印象を残した良作。
■Guidus Zero(PC)
ファンタジー版『エンター・ザ・ガンジョン』とも言える設計と、ほど良い手応えに落ち着かせた難易度が好感触だったアクションRPG。いかにもローグライクらしいカクカク動作ながら、スタイリッシュかつ派手に表現されていたアクションも見事。
■Fit Boxing 3 -Your パーソナルトレーナー-(NS)
2025年の大掃除最大の立役者(何)。過去作よりも緩めになったパンチ判定による爽快感の向上と、「チェアフィット」「ミット打ち」の追加による取り組みやすさの向上が特に素晴らしかった。
■Rendering Ranger: R² [Rewind](NS/PS5/PC)
スーパーファミコン伝説のレアゲーが1,200円(※Switch版)というお手頃価格で現行環境に復活!その事実だけでも感謝感激の1本。再現度も申し分ないほか、理不尽気味な場面が巻き戻し機能でフォローできるようになったのも嬉しい。
■蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環(PC)
前2作とはまるで異なるに加え、あまり類を見ない護符+斬撃アクションの新鮮味が強い印象を残した1本。真エンドの条件およびその展開がこれまでの2作に比べ、非常に納得感のあるものになっていたのも個人的にはかなりの評価点。
■スゴイツヨイトウフ(PC)
クリアに1時間ほどしかかからない短編ながら、押し寄せる任天堂タイトルのパロディと変化に富んだステージ、まさかのボス戦の数々でお腹いっぱいにさせられた衝撃作。節々で挿入される(無駄に音楽と演出が豪華な)実写ムービーにも爆笑。
■スーパーマリオギャラクシー+スーパーマリオギャラクシー2(NS)
2020年のマリオ25周年で、なぜかリマスターされなかった『スーパーマリオギャラクシー2』が満を持して復活。それもマリオシリーズの世界観に踏み込む新要素(エピソード)まで盛り込む驚きの内容で、色んな意味で戸惑う1本(+1本)だった。
■惜しい部門:『Rift of the NecroDancer』(PC)
豊富な法則に基づいて動くノーツに対処する脳トレ感バリバリのゲームデザインとアニメ調のキャラクターデザインが見事な出来を誇る傑作……なのに、句読点表示が奇天烈極まりない日本語ローカライズの雑さが目の上のタンコブすぎた。問題だと認識しながら、半年以上経っても修正アップデートを実施しない開発側の姿勢もさすがに不誠実としか。
■ネタ部門:『SushiCup Legend』(PC)
創作漢字のムチャクチャさと、それを斜め上の方向に活かした某展開に爆笑。
■ギャップ部門:『ビュッフェの騎士~極上の一品を求めて~』(PC)
『ゼルダの伝説』と『星のカービィ』の合いの子かと思ったら全然違いました。
正しくは「俺の胃袋は宇宙だ」を地で行く、闇深きアクションアドベンチャーです。
キャラクター部門
『ドンキーコング バナンザ』終盤のネタバレ注意!!(※ここをクリックすると表示されます)

◇キングクルール(『ドンキーコング バナンザ』(NS2))
KING K.ROOL IS BACK!! 『スーパードンキーコング』シリーズの象徴的悪役にして最大の功労者、Nintendo Switch 2という最新にして最高の晴れ舞台で華麗に返り咲き!しかも、『ドンキーコング64』以来の新形態「ロットンクルール(キング“ロットン”クルール)」まで見せてくれちゃって、直撃世代の涙腺はグチョグチョに破壊され尽くされました。本当に見事な復活にして、三度目の正直だった。改めて、このキャラクターが悪役として大暴れしてもらわないと、ドンキーコングは真に引き締まらないという揺るぎなき事実も確信したとか。直近では「Nintendo Today!」でもその姿を見せてくれたように、今後のシリーズ作でレギュラーキャラとして復活する展開を期待している。マリオシリーズへの久々の出演も待っているぞ!
■グラフィック&ビジュアル部門:『Nitro Express(ナイトロ エクスプレス)』(PC)
作者さんの前作『オレンジブラッド』に引き続き、見事なドット絵の芸術が炸裂。
TPSの手触りが強いゲームシステムと操作感も個人的にはクセになるものがあった。
■ミュージック部門:『Clair Obscur: Expedition 33』(PS5)
11分超えの某ボーカル付き戦闘曲には圧倒されっぱなしだった。
曲が一番盛り上がるタイミングで戦闘に突入する空気を読みすぎた演出にも拍手。
■アイディア部門:『ホロの花札』(PC)
短期決戦仕様、かつイカサマ的な一手を繰り出せる「ホロあわせ」はなかなか興味深かった。
(でも、あの後発で展開されたDLCの量と価格にはさすがに「うーん……」となった)
■残酷部門:『Clair Obscur: Expedition 33』(PS5)
正確には“美しき”残酷部門。ストーリー的にも結末にその傾向が色濃く出ていて強く印象に残った。
■癒し部門:『BALL x PIT』(NS2|NS)
2025年時間泥棒大賞を受賞した作品ゆえに。
なお、2020年に選出された実績のある『DOOM』(Dark Ages)は、パリィの快感が癒し以上に闘争本能の刺激に伴う咆哮と沸騰を促しに促し続けた関係により選外。
■どうしてこうなった部門:『メトロイドプライム4 ビヨンド』(NS2|NS)
本当に心からそう言いたくなった選出。8年間待った甲斐があったとは口が裂けても言えない、度を越えた古臭さと中途半端さが目に付く残念すぎる新作だった。まさかの未完オチで締め括られるストーリーにも唖然。メトロイドとして禁じ手がすぎる。自分が絶大な信頼を寄せる『メトロイド』の新作をここに書き記さねばならないとか、何の罰ゲームだ。
◇運動習慣の恩恵を強く実感させられた1年。年始に参上した『Fit Boxing 3』のおかげでここ数年、取材などの外出、年末の大掃除の後に体力切れでダウンする頻度が激減し、色んなことが捗るようになった。特に年末の大掃除後にダウンしなかったのは本当に「運動ってスゲえ!」と心底思った。徒歩や自転車で外出する機会が頻繁にあったのも多少は影響していると思うけど、いずれにしても「運動の習慣は多大な恩恵をもたすものである」という事実と、「筋肉は裏切らない」の真理を思い知った次第。2026年も引き続き、運動します。今後ともよろしくお願いいたします、ベルナルド先生(Cv:大塚明夫)。
◇一方、停滞と不安に苛まれることの多い1年でもあった。年明けから6月末まではそうでもなく、順調かつ充実していたのだが、7月になってから“軋み”が広がっていく事態が続き、精神的に滅入る一方だった。今では、自分の指針と役割を考え直す重要な機会だったのかもと認識し、2026年に活かすことを決めたけど……本当にその捉え方でいいのかどうか。
◇Nintendo Switch後継機ことNintendo Switch 2が発売されたのは、2025年のゲーム絡みの出来事の中でも特に大きなものだった。自分も12月にお出迎えとなったけど、本当に2025年内に迎えられて良かったと心底思う。まさか年末付近になっても、店頭でもネットでも抽選か、招待販売に応募しないと買えないとは思いもせず。しかも、自分が希望する多言語版はマイニンテンドーストア専売に加え、抽選に落ちた人に限定する条件を設ける施策も長く続き、一時期は「これ、来年になるの?」と不安が募るばかりだった(折悪しく、そこに前述の件も重なり……)。本当、年末付近に条件を緩和した多言語版販売の機会を設けてくれた任天堂に感謝。もし、買えなかったら2025年のマイゲームオブザイヤーに『ドンキーコング バナンザ』が選出されることはなかった。『カービィのエアライダー』もだけど、年内ギリギリに遊ぶことができて本当に良かった。
◇素敵な新作との出会いが多々あったとは言え、全体的には例年にも増して新作も旧作も購入本数が少ない1年に。積みゲーの進捗が鈍っていることを考慮して、夏の旧作漁りを中止したのが響いている。というか、最近の積みゲー進捗の鈍さは目に余るものがある。旧作漁り復活のためにも、来年はいつにも増して片付けるための時間を設けたい。
◇映画はまたしても片手で数えられる程度しか干渉できず。評判の『トワイライトウォーリアーズ』、観に行きたかった……。なお、これを書いている今ではアマプラの配信版が鑑賞可能となっているが、そちらもまだ観ることができていないらしい。
◇逆にアニメはリアルタイムで鑑賞する作品がやけに多かった気が。特に良かった……というか、衝撃だったのが『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』。視聴したのは1話かではなかったのだが、いわゆる悪役令嬢系の作品、もしくは女性をターゲットにした作品かと思ったら、主人公が文字通り拳で血祭りにあげていく痛快バトルモノで、以降は毎週欠かさず見てしまうほどだった。さらにこの作品、何気に『ユニコーンオーバーロード』のキャラクターを演じていた声優陣が割と出ていて、同作のヒロインと同じ名のスカーレットをベレンガリア(瀬戸麻沙美さん)が演じていたり、そのスカーレットを様呼びするキャラをアレイン(浦和希さん)が演じていたのには変な笑いが出た。でも、一番笑ったのはビックリするほど雑に処理された置鮎龍太郎さん演じるゲストキャラ。あんな無駄遣いはないでしょう!(笑)
◇置鮎さんと言えば『地獄先生ぬ~べ~』の現代版も放送されたけど、最初は侘しさを感じていた深夜枠での放送に視聴後、激しく頷いてしまったあの瞬間は色んな意味で忘れられない……。ちなみに2026年からの第2シーズンも見ていたり。
◇外出の機会がコロナ禍前に匹敵か、それ以上に回復した年で、埼玉県内から都内まで色々巡ったりしたけど、相変わらず大宮駅の西口にだけは降り立ちたくても降り立てないという謎の制約が続いている。ちなみに2026年になってからも行く機会がありながら、降り立てずに終わったらしい。いつまで続くんだこれ?今年で6年目になるんだけど……。
◇Nintendo Switch 2発売で前世代機になったNintendo Switchだけど、意外にSwitch 2が自分の元に参上してからもバリバリ稼働し続けていて、存在感が衰えない。というか、参上前ではダントツの稼働率だった。ぜんぶ『Fit Boxing 3』のせいだが。ただ、PlayStation 5も負けず劣らずの存在感と稼働率を誇っていた。それを長年積んでいた『ディビジョン』によって生み出される展開は色んな意味で想定外だったけど……。
◇2017年の初報から実に8年。ついに『メトロイドプライム4 ビヨンド』が発売されたが、まさか2025年の「どうしてこうなった部門」選出タイトルになるだなんて悪夢を見ているかのよう。
ファミ通.com掲載のインタビューによれば、古臭い作りは意図的とのことだけど、それにしたってあの機能不全を起こしているオートセーブとファストトラベルの配慮不足はさすがにダメだろうと言いたくなる。未完に終わるストーリーも後味が最悪で、落胆を禁じ得なかった。あんなザマを見せられた今では、次回作に不安しかない。そもそも、次があるのか分からないが、仮にあるのならこんな前時代的な作りから絶対に脱却し、落胆したこの思いを覆していただきたい。あとは何らかのアップデートがあることを祈る。最低限でもオートセーブは手を加えた方がいいと思うぞ。