≫【ゲーム回想録2003】:新作&旧作ベスト5ほか
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2003年に発売・購入した新作、旧作タイトルの個人的なベスト5の記録。
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▼Records
≪Latest Update :8/7/2022 | First Publication Date:12/31/2002≫
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【New title Best 5】
■メイド・イン・ワリオ(GBA)
5秒で終わる「プチゲーム」を繰り返していくシンプルながらもどこか新しい遊び心地、やりたい放題が過ぎるネタの数々で強烈な印象を残した2003年度屈指の傑作。『ワリオランドアドバンス』からさらに進化したボーカル曲の数々にもビックリ。
■ガチャフォース(NGC)
年末間近の11月にすい星のごとく現れた、ハイテンポかつスピーディ、そしてボリューム特盛の3Dバトルアクション。200種類以上にも及ぶ「ガチャボーグ」のやりすぎな個性付けと異なる戦術スタイルにも度肝を抜かれた。
■マリオ&ルイージRPG(GBA)
ABボタンでマリオとルイージを使い分ける秀逸なゲームデザイン、アクション性高めの戦闘システム、そして意外性のあるストーリーが見事だった傑作。ネタバレになるが、終盤の「コクッパ7人衆」大復活劇にはいちファンとして涙を禁じ得なかった。
■ビューティフルジョー(NGC)
VFX演出を由来とする特殊能力を駆使し、強敵を撃退していくというシステム全般の発想の面白さに魅了された1本。手加減無用かつプレイヤーの成長を促す高めの難易度、文字通りの死闘となるボス戦(特にファイアーレオ)も強烈な印象を残した。
■メトロイドフュージョン(GBA)
9年ぶりのメトロイドシリーズ最新作。さらに快適さが増した操作性と練られたマップデザイン、訴求力強めのストーリーで楽しませてくれた。「SA-X」に象徴される、携帯機であることを忘れるレベルの恐怖の演出にも散々ビビらされた。
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【Old title Best 5】
※該当作なし
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◆当時の出来事に関する覚え書き
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◇暗い話題が相次いだ1年。当時のコラムにも暗い話題にまつわる雑感が長々と綴られていたが、ここでは割愛。ただ、ひとつだけ書いておくなら、『ミュージックステーション』の某ドタキャンには色々と驚かされた(汗)。
◇今(2022年)に振り返っても大変珍しい、新作タイトルの購入が9割を占めた年。旧作はたった1本(『はじまりの森』)しかない。そのため、旧作ベスト5が存在しない以前にピックアップすらできない。相応にこの年に発売された新作には、強烈な印象を残すタイトルが数多くあった。特にベスト5に名を連ねた『ガチャフォース』は、年度最強の伏兵だった。
◇ゲーム絡みの話題では『ゲームボーイアドバンスSP』の発売、『星のカービィ』『大乱闘スマッシュブラザーズ』の生みの親として知られる桜井政博氏のHAL研究所退社、プレイステーションの携帯機(後の『PlayStation Portable』)発表などが特に大きなトピックだった印象。凄くどうでもいい余談だが、桜井さんと言えばHAL研究所時代の最終作『カービィのエアライド』発売前、某誌に寄せたコラムでの「栄養ドリンクと胃薬を一緒に飲むのは止めましょう!」という一言が未だに忘れられない……。
◇また『スーパーメトロイド』以来、9年の空白を経て『メトロイド』シリーズが再始動した年でもある(※海外では昨年から)。独自ドメインの公式サイトも開設されるなど、かなり大々的な再始動になった。『模倣犯』、『ブレイブ・ストーリー』の宮部みゆき先生が実はシリーズファンだったと知ったのもこの年。『メトロイド』というゲームが誕生するまでの経緯を知ったのもこの年だった。(その詳細については、こちらのインタビュー記事にて語られている)
◇2000年に発売中止になった『MOTHER3』がゲームボーイアドバンス用タイトルとして復活することが発表された。この当時はまだ、ゲームの具体的な情報(ゲーム画面など)は伏せられていた。また、復活にちなんで初代『MOTHER』と続編『MOTHER2』を1本にした復刻版『MOTHER1+2』がゲームボーイアドバンス向けに発売された。しかし……
◇「部門別ピックアップ」、現「どうしてこうなった部門」はその『MOTHER1+2』(GBA)。特に『MOTHER2』は音楽が大変残念なことになってしまっていて、スーパーファミコンのオリジナル版経験者としては許容し難い仕上がりだった。初プレイの『MOTHER1』はそれなりに楽しめたが、エンカウント率の高さなど思うところが幾つか。
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