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≫ゴーストトリック
■発売元 カプコン
■ジャンル ミステリー
■CERO B(12歳以上対象) ※犯罪描写あり
■定価 4800円(税別)<Best Price版:2000円(税別)>
■公式サイト ≫こちら
▼Information
■プレイ人数 1人
■セーブデータ数 1つ
■総説明書ページ数 28ページ
■推定クリア時間 12〜15時間
しばらく気を失っていた。
気付けば、そこに女が立っている。
多分、知らない女だ。

その横には男も一人立っている。
やはり知らない男だ。

そして、私と言えば…

既に死んでいた。

だが、私はタマシイとなって目覚めた。
そして、何者かが語り掛けてきた。
”死者のチカラ”を得たらしい。
だが、夜が明けて明日の朝日がさす時、私は消滅するという。

私はなぜ殺された?
誰に殺された?
そもそも、私は誰だ?

一夜限りの孤独な追跡劇が今、始まった。
▼Points Check
--- Good Point ---
◆様々な手を尽くして死の運命を書き換えて新たな未来を作り出す、「ピタゴラ装置」ライクなパズル、アクションゲームのタイミング勝負が絡み合った独特のゲームデザイン
◆パズルの緊張感とアクション的な手触り感を引き立てる、魂の設定を活かした行動制限
◆運命更新によるその後の展開の変化など、工夫を凝らした作り込みが光るパズルイベント
◆情報収集あり、探索あり、脱出ありの起伏に激しさが際立つ本編構成(レベルデザイン)
◆意外と豊富で時にクスっとさせられるミスのバリエーション(コント同然な種類も…)
◆「死」という重い題材とは裏腹のコミカルタッチな作風と中盤からラストにかけての驚愕の展開、意表を突く伏線回収でプレイヤーをあっと言わせる完成度の高いシナリオ
◆あらゆる意味で濃過ぎる登場キャラクター達(モブキャラすら強烈な面子揃い)
◆ほぼタッチペンしか使わない手軽さと快適なレスポンスが光る操作性
◆長すぎず、短すぎず、しかし中身は濃密なバランスの良さが見事な総計ボリューム
◆序盤から終盤まで緩やかに上昇していく適切な加減にまとまった難易度設定
◆ヌルヌル動くキャラクターと描き込まれた背景が異彩を放つグラフィック
◆ミステリアスで時々熱さを滲ませる作風でまとめられた印象深い音楽
◆同じクリエイターの手掛けた『逆転裁判』譲りの質感溢れる効果音(使い方も絶妙)
◆音楽、効果音、カット割りも含めてテンポ良くまとめられた演出

--- Bad Point ---
◆中盤からラストにかけてのシナリオとその展開(詳細は伏せるが、結構賛否が分かれる作風)
◆スキップ機能未実装(早送り機能は存在するが、非常に遅い)
◆リトライ時にストレスを溜める要因になる強制会話イベント(スキップ無しがここで響く)
◆直感力を求められがちな本編中盤以降のパズル(人によっては長時間悩まされることも…)
◆極端に絞り込まれたセーブポイント(任意セーブができず、腰を据えて挑む必要がある)
◆章選択機能があるとは言え、1つしか作れないのが非常にもどかしいセーブデータ数
◆やり込み要素がほとんど存在しない為、若干の物足りなさも残るボリューム(各パズルの解法が1パターンしか存在しないのも攻略の自由度を損ねている感が否めず…)
▼Review ≪Last Update : 4/1/2018≫
死の運命なんぞ書き替えてみせますともッ!

でも、格好悪い最期に導くのは止そうな。



「法廷バトル」なるアドベンチャーゲームの新境地を開拓した傑作、逆転裁判シリーズ生みの親である巧舟(たくみ しゅう)氏が企画、監督、脚本を担当した完全新作のミステリーゲーム。

独特過ぎるゲームシステムと秀逸なシナリオで魅せる傑作だ。

ミステリーを名乗っているが、その詳細な内容は画面内に表示された様々な”物(オブジェクト)”を動かしながら、4分後に発生する悲劇(殺人事件、事故)を食い止める事に尽力していくパズルアドベンチャーゲーム。何らかの事件に巻き込まれて魂になってしまった主人公「シセル」となり、画面内(フィールド上)にある様々な物に乗り移ってはそれを操り、様々な運命の書き換えに臨みつつ、自身の正体と幽霊となるきっかけとなった事件の真相に追っていく。
簡潔に言えば、NHKEテレで放送されている教養番組『ピタゴラスイッチ』でお馴染みの「ピタゴラ装置(またの名をルーブ・ゴールドバーグ・マシン)」を題材としたゲームである。カプコン的には1996年にプレイステーション、セガサターン用ソフトとして発売された『アーサーとアスタロトの謎魔界村』の系譜に連なる新作とも言える。ただ、ストーリーに沿ってパズルに挑んでいくアドベンチャーゲームライクな構成である為、純粋なステージクリア型のパズルゲームにはなっていない。
詳しく解説すると、本編は章単位で用意されたエピソードを読み進めていく形で進行。章が始まるとストーリーにちなんだイベントが展開される。そして、幾つかのイベントを挟んだ後、ある人物が死亡するまでの一部始終を目にすることになる。一連のイベントが終了すると、プレイヤーことシセルはその死亡した人物の亡骸を介し、死に至るまでの四分前へと遡る。そして、四分前の現場に幽霊として干渉するパートに移行。悲劇を防ぐ為に運命の書き換えに臨むことになる。無事、書き換えに成功すればイベントクリアとなり、未来が変わった現在の時間へと戻る。そうして更なるイベントを見つつ、時にはフィールド上の「電話」を介して別のフィールドに移動したりしながらストーリーを進めていき、また悲劇の一部始終を目撃したら、四分前に遡って運命の書き換えに臨む。以上の事柄の繰り返しに終始。要はアドベンチャーとパズルが交互に入れ替わると言った趣の作りになっている。
パズル側に関しても主人公をゴールに導くのではなく、死の運命という現象の回避を目的とする為、ゲーム的な手触り感は異なる。ベースは「ピタゴラ装置」という事で、悲劇が起こる現場(フィールド)にあるオブジェクトを動かしていくのが基本であるところに変わりはない。ただ、動かせるオブジェクトは主人公のシセルの魂が乗り移っているものだけ。それ以外のオブジェクトを動かしたければ、シセルの魂を対象のオブジェクトに動かして乗り移らせなければならない。「ピタゴラ装置」ということで、自由に動かせることを連想したかもしれないが、実際はその真逆。非常に強い制約が課せられた仕組みになっている。また、移動に関してもシセルが乗り移ってるオブジェクトから届く範囲内にあるオブジェクトにしか動かせず、乗り移れるオブジェクトも「青白いヒカリ」を発しているものだけに限られる。つまり、すぐにでも動かしたいオブジェクトが現在、乗り移ってるオブジェクトよりも離れた所にある場合は、近くにある青白い光を発するオブジェクトを順に辿り、その場所まで向かわなければならない。「点つなぎ(線つなぎ)」の要領で動かしていかなければならないのだ。
おまけにフィールド上では事前に目撃した死に至るまでの四分間に起きた現象がリアルタイムで展開。何もせずその場で立ちすくんで四分が経過すれば、悲劇が再現されてゲームオーバーになってしまう。なので、じっくり考えている暇はない。加えて、乗り移ったオブジェクトを動かすに当たっても、仮にそれを実行して犯人を攻撃することに繋げるとなれば、タイミングを考えなければならない。もし、それが少しでもズレたり、他のオブジェクトとの距離が開いて移動できなくなる場所に落ちたりでもすれば、どんな結果を招くのかはご想像の通り。普通のピタゴラ装置なら、単純にプレイヤーを導く為の配置を考えて実行に移せばいいだけなので、これだけでも本作のゲーム的な違いが容易に想像できるだろう。まさにピタゴラ装置的なアクションパズル。似ているようで違う、斬新な手触り感を持つ作りになっているのだ。
ちなみにオブジェクトに乗り移る、動かすことを本作では「トリツク」、「アヤツル」と称している。また、悲劇の回避に成功すればパズルクリアとなるが、ゲームがある程度進むと回避に成功してもクリアにならず、「運命更新」と表示されて新しい現象がフィールド上で繰り広げられていくパターンもある。その場合は一旦、現象を確認した後に運命更新の地点(いわゆるチェックポイント)まで戻って、それを踏まえた戦略を実行に移すことが要求されてくる。更にフィールド上には隠されたオブジェクトもあり、それを死亡した人物(魂)との会話で探り出す、アドベンチャーゲーム的な攻略法が求められてきたりも。悲劇の再現とは別にストーリーを読み進めていくイベントパートにも、時に新たな場所に行き付く為の道筋を作り出さなければならないと言った純粋なパズルが行く手を阻むこともあり、プレイヤーの油断を突いてきたりもする。
オブジェクトを動かし、悲劇を回避する過程はピタゴラ装置そのもの。だが、このように本作は移動周りの制限、リアルタイム要素、聞き込みによって新たな道筋を探り出すアドベンチャー要素を盛り込んでいるのもあって、全く新しい遊び応えを持ったゲームに完成されている。アクションパズルでもあり、アドベンチャーでもある不思議な内容。いかにも裁判を題材にしたゲームを生み出したクリエイターが携わっているなりの独自性が滲み出た作品になっている。

もはや言うまでもなく、本作の魅力はその独自性に富んだゲームデザインである。幽霊として過去の出来事に干渉して、未来を書き換えていく過程だけでも斬新さは申し分なし。その魅力を際立たせる為に本編の構成に関しても捻りを効かせていて、プレイヤーを終始退屈させないレベルデザインを構築させているのも特筆に値する。
特にパズルバリエーションの豊富さが見事。序盤こそチュートリアルという事で簡単な内容のものがほとんどだが、そこから進むにつれて「運命更新」が挟まれるようになって解決に至るまでの道が長引いたり、時には複数のオブジェクトを動かさないと悲劇回避に繋がる解決法が見出せない展開まで発生するなど、どんどん突飛で頭を使うものへ発展していく。更に、様々な現場を行き来して、主人公シセルが死に至った事件とその正体に繋がる情報を探し出すという、アクションパズルでは無く、アドベンチャー色の強い展開も用意されていて、それが本編の構成に起伏を付けているだけでなく、後々のパズル本番で活用できるヒントの役割も果たしていたりと、ちゃんと存在意義のあるものとしてまとめられているのにも驚かされる。常に似通った展開を繰り広げず、同じような場面であっても解決法に捻りを加えて新鮮味を出すなど、単調さの防止に尽力した作り込みには、制作スタッフの限界までアイディアを出し切ってプレイヤーを退屈させまいとする鬼気迫るサービス精神が溢れている。本作のディレクターを手掛けた巧氏は処女作の『逆転裁判』においても、入り組んだ展開をエピソードごとに用意する、自身の名前通りの”巧みな”構成術を持ち味としていたが、本作でもそれがいかんなく発揮されていて、濃密なゲームプレイを堪能できる内容に仕上げられている。しかも、本作は章の数も多めなのに加え、パズル自体が非常にゲーム色の強いパートになっているだけあって尚更。それぞれのパズルごとに異なる個性付けを行うところにも、これまで数多くのアクションゲームを手掛け、世に輩出してきたカプコン老舗の業も炸裂しており、豊富な経験を積んできたからこその盤石ぶりを実感させられるばかりだ。また、カプコンらしさと言えば、高い難易度もその一つだが、意外にも(?)本作は控え目。基本的に序盤から終盤まで、優し過ぎず難し過ぎずのバランスでまとめられている。終盤になると複雑な謎解きが出てきたリ、突飛な場面でトリツクとアヤツルを駆使することになったりなど、やり応えが全くないという訳では無いが、冷静に対処すればすんなり行けてしまう難易度なので、ゲーム初心者にも安心。ある意味、”らしくない”が、必要以上に難易度が高かったりでもしたら、魅力的なシステムと凝ったレベルデザインは宝の持ち腐れになってたのは間違いない。そこをしっかり最後まで堪能してもらう為の配慮を施した辺りも、制作スタッフのサービス精神、そして巧氏の手腕が現れている。控え目とは言え、十分にやり切ったと思えるバランスの絶妙さには心の底から職人技というものを実感させられるだろう。
また、巧氏と言えばシナリオ執筆に関しても唯一無二のセンスを持つ人物だが、本作でもその持ち味が炸裂。相変わらずのテンポの良い掛け合いと個性的過ぎる(濃過ぎる)キャラクター達による、魅力的な掛け合いが全編に渡って描かれる内容に完成されている。特に「死」という重い題材に反した、コミカルタッチなノリは実に痛快。行く先々で出会う登場人物が味方にせよ、悪役にせよ、本当に奇天烈で、おかしなキャラクターばかりなので、題材とは裏腹に楽しく、コメディドラマを見るような気持ちで楽しめる。中でも、本編にて頻繁にシセルの協力者として登場するポメラニアン「ミサイル」の健気さは、犬好きのプレイヤーならば辛抱溜まらんヨダレダラダラな興奮を覚えるだろう。ミステリーのジャンル名に恥じない謎に満ちた展開も多く、作中最大の謎として語られるシセルの正体に関する描写はあらゆる面において計算尽くされた作り。真相に近づいてきた……と思ったら、別の謎が浮上して遠のいてしまったり、新たな悲劇の瞬間に立ち会ってしまって、パズルに挑戦することになってしまったりと、徹底してプレイヤーを翻弄させては作中の世界へと引き込ませる。そうした二転三転の展開の末に突入する終盤も驚きの展開の連続で、巧氏の十八番である伏線回収劇を繰り広げながら、誰もが想像すらしなかったまさかの結末に辿り着くことになる。例によって、その内容はゲームを遊んでからのお楽しみ。だが、一つだけ言うならば、それまで抱いてた様々な事柄に対する印象が”大逆転”してしまうだろう。少しでも気になったのなら、もうこんなレビューは読まずにゲームを始めてみて頂きたい。鳥肌モノの経験をお約束しよう。また、巧氏のシナリオと言えば言葉遊びも醍醐味の一つだが、それも健在。随所において炸裂した奇妙なセンスは、逆転裁判シリーズで氏のファンになったプレイヤーなら要チェックだ。新たな世界観でも変わらぬ魅力に安心感を覚えるだろう。
ただ、オカルトとSFが露骨に強調された作風は賛否が分かれる。特に終盤はそれが最も強く出ている為、好みが分かれるかもしれない。ゲーム周りでも、レベルデザインこそ非常に凝っているものの、セーブを行えるタイミングが極端に少なく、いざプレイするとなると長時間縛られる事になるのは配慮が甘い。逆転裁判シリーズは任意の中断セーブがほぼいつでも行えたというのに、どうして本作ではそれを取っ払ってしまったのか。キモに当たるパズル(運命書き換え)はさておき、イベントパートに関してはいつでも好きなタイミングでセーブできるシステムを実装して欲しかったところだ。仮にも携帯機向けのゲームでこの仕様はさすがに擁護できたものではない。

システム周りでも、スキップ機能が無かったり、メッセージの早送りが鈍いなど、『逆転裁判』にもあった難点を引き継いでしまっているのが気になる。正直、スキップ機能は実装するべきだった。この為にパズルにおける、強制会話イベントがリトライ時において大きな負担になっているだけでなく、テンポの悪化も招いてしまっている。早送りがもう少し早ければ、多少は許せるレベルに落ち着いていたと思うのだが、残念ながらそれに至れておらず、難のある作りに落ち着いてしまっているのは惜しまれるところだ。折角、パズルバリエーションの多彩さが魅力となっているだけに勿体ない限りだ。
ただ、操作性に関しては総じて良好。レスポンスがいいだけでなく、効果音が質感満点なのもあって、適当にタッチするだけでも楽しい。プレイヤーに極力ストレスを与えない為、そして気持ちよく遊んでもらう為にきちんと配慮された仕上がりは、さすがはその手のゲームを作り慣れてきたカプコンと言ったところ。基本を忘れない作りには感服だ。
効果音に関しては、演出周りでもその魅力を発揮。逆転裁判シリーズ同様、ここぞという場面で痛快な音が鳴り響くよう組まれていて、イベントの盛り上げにしっかりと貢献する。バックで流れる音楽も素晴らしく、ミステリアスながらも熱い楽曲揃いで盛り上げてくれる。場面ごとの曲の浸透具合も最高に素晴らしく、その使い方と空気を読む上手さも逆転裁判譲り。しかも、作曲担当者は初代『逆転裁判』の音楽を手掛けた杉森雅和氏。完成度の高さも折り紙付きである。その分かり切った仕上がりもまた、逆転裁判シリーズのファンなら要チェックも要チェックである。

グラフィックの圧巻の出来。3Dのポリゴンモデルをドット絵に起こす風変わり手法で描写されているのだが、これがまた、ビックリするほどヌルヌル動く。その生々しさたるや、どれだけアニメーション用の枚数を割いたんだと突っ込みたくなるほど。このグラフィックがキャラクターの個性を引き立てる役割も果たしていて、中でも作中、頻繁に姿を見せる「カパネラ警部」は見ているだけでも楽しい存在になっている。また、「ヘンテコの舞」なる謎のダンスをお披露目する監獄の警備員も必見。彼はモブキャラクターなのだが、そうとは思えないほどアニメーションに力を注ぎ過ぎている。どれほど注ぎ過ぎているのかは実際にご覧になって頂きたい。いい意味で、制作スタッフの悪乗りを実感させられる……かもしれない。
キャラクターのみならず、背景も描き込まれていて、カートゥーン調の仕上がりが印象的。独特のグラフィックを意識してか、テキストのフォントもあえて独特なものが採用されており、本作を唯一無二の味わいを持つゲームにしようとしたこだわりの強さを感じさせられる。キャラクターの作り込みが凄い故に見落としがちな所があるが、プレイするに当たってはこちらもじっくりと観察してみて欲しい。ありとあらゆる部分に魂を込めた本作の凄味を実感させられるだろう。
他にメインストーリーだけで10〜12時間と長過ぎず、短過ぎずの丁度良い物量。やり込み要素は皆無で、パズルの解法もほぼ固定されているが、シナリオの完成度の高さもあって満足度は高い。裏を返せば完結したらそれまでだが。
そんな物足りなさを感じる箇所、システム周りの難もあったりするが、パズルアドベンチャーとしての総合的な完成度は高く、プレイすれば確実に記憶に刻み込まれる作品に仕上がっている。シナリオも素晴らしく、相変わらずのセンス溢れるテキストで楽しませてくれるほか、キャラクターも濃い面子揃いと見所盛り沢山の本作。ニンテンドーDSをお持ちの方ならば、是非とも遊んで頂きたい傑作だ。特に『逆転裁判』シリーズが好きなプレイヤーは要プレイ。題材は別物ながら、濃厚な内容になっているので是非。なお、本作はニンテンドーDSだけでなく、iOS向けにも販売されている。こちらはDS版よりも更に高い解像度のグラフィックで遊べるだけでなく、一章と二章を無料でプレイする事ができる(※三章以降は有料)。本作のゲームシステムに少し興味があり、iPhoneやiPadをお持ちの方はこちらで試してみて欲しい。iPhone、iPadをお持ちでない方も、公式サイトではWEB体験版も公開されているので、興味がありましたらどうぞ。
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