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≫NANO ASSAULT(ナノアサルト)
■発売元 サイバーフロント
■開発元 Shin'en Multimedia
■ジャンル シューティング
■CERO A(全年齢対象)
■定価 4800円(税別)<廉価版:2800円(税別)>
■公式サイト ≫こちら
▼Information
■プレイ人数 1人
■セーブデータ数 3つ
■3D表示 あり
■その他 インターネット対応
■総説明書ページ数 18ページ(※電子説明書)
■推定クリア時間 4〜7時間(エンディング目的)、30〜32時間(完全攻略目的)
宿主に寄生し変異させ、共存する凶悪な『ナノストレイウィルス』。突如として発見されたこの謎のウィルスは宇宙空間に瞬く間に広がり、航行する戦艦の大半を汚染。今や操縦可能な戦艦は『ESSアリアコン』のみとなった。
だが、アリアコンのSHN戦闘機が激闘の末、ウィルスに汚染されたヒムロ基地よりサンプルを持ち帰る事に成功。未だ謎の多い凶悪なウィルスへの対抗策を打てるようになる。後にアリアコンに搭乗するバイオ解析課のダイアン・スチュアートは、対ナノストレイウィルス用のナノマシン『ナナイト』を開発。ナノストレイウィルスのこれ以上の感染拡大を防ぎ、ウィルスを完全駆除すべく、感染者達への『ナナイト』注入を開始する。

失敗すれば、もはや望みは無い。
ナノテクノロジーの世界で繰り広げられる戦いの行く末や如何に。
▼Points Check
--- Good Point ---
◆3Dアクションゲームなプレイ感覚を織り交ぜた、懐かしくも新しい作りの基本ゲームシステム
◆敵の殲滅と探索を兼ねた展開、アイテム回収による残機最大値上昇と言った強化要素など、アクションゲームな遊びとシューティングの遊びが程好く混ざり合ったステージ構成
◆高い倍率を維持し、最高スコア獲得を目指すやり込みプレイの熱さが光る『アーケードモード』(このモードでしか拝められないゲームシステムも多数)
◆アーケードモードでのスコアアタックの奥深さを際立たせるやり込み要素『ナノコインチャレンジ』
◆更新と閲覧の手軽さ、限界値までスコアを極めるやり込みの面白さ、中毒性の高さが光る『ネットワークランキング』
◆仰々しくて派手な動きと攻撃パターン、個性の強いバトルフィールドで魅せるボス戦
◆シビアながらも、過度に難しくし過ぎず、優し過ぎずの丁度良い塩梅でまとめられた難易度設定
◆ボタン配置がやや個性的ながら、慣れると自然に自機を操作できるようになる良好な操作性
◆数ある3DSのゲームの中でも段違いに深く、きつめな調整が施された立体視
◆3DSの限界に挑戦した、美麗なグラフィック(特に質感周りは据え置き機のゲームに迫るレベル)
◆深めな立体視と美麗なグラフィックをより際立たせる、爆発を始めとした派手なエフェクト周りの演出(しれっと可変式ながら、立体視ONで秒間60フレームを実現しているのも見所)
◆全テキストの完全日本語化は勿論、ボイスもしっかり日本語に吹き替えているなど、細部に至るまで日本向けに作り直す丁寧な仕事ぶりが炸裂したローカライズ
◆あちこちに散りばめられた国産ゲームのパロディ要素の数々(特に『レ●ストーム』のラスボスそのまんまな攻撃を仕掛けてくるボスはシューティングゲーム好きならば必見)

--- Bad Point ---
◆クリアしたらそこまでと、非常に浅く、やり込み要素に欠けた構成の『ストーリーモード』
◆敵で変化を付けているとは言え、全体的にワンパターンさは否めないステージ構成
◆広く、それでいてやや曖昧な所もある『3Dアクションシューター』における自機の当たり判定
◆直感的に敵を攻撃できないもどかしさがタマにキズな『3Dアクションシューター』での独立扱いされた自機と照準(それでも『罪と罰』ほど露骨なものにはなっていないが…)
◆ポーズメニュー内に配置されている為、やや分かり難い感が否めない操作変更オプション
◆深度がきつめな為、目の疲労を感じ易い立体視(長時間プレイしたい際は立体視OFF推奨)
◆一部のボス戦における奇妙な立体視(具体的には4-2のボス)
◆全部クリアしたらあとはやる事無しという、素っ気ない作りがもどかしい『ボスラッシュモード』(タイムアタックとか、スコアアタックの要素を入れるべきだったのでは…)
◆3Dモデルの閲覧だけと、特典にしては物足りない内容の『ナノペディア』
▼Review ≪Last Update : 3/30/2014≫
レーザー撃ちまくりのウィルス達が迫る!

というか、本当に微生物?


ゲームボーイアドバンスで疑似3Dを駆使したシューティングゲーム『Iridion 3D』を開発し、その高い技術力で世界中のマニアから注目を集めたドイツのデベロッパー、シンエン開発の新作シューティングゲーム。国内未発売のニンテンドーDS用シューティングゲーム『Nanostray2』の続編的な作品でもある。販売及びローカライズはサイバーフロントが担当。

本編でなく、やり込みに真髄ありの力作シューティングゲームだ。

ゲーム内容は基本こそ、王道のステージクリア方式で進行する3Dシューティングゲームだが、その仕組みは少し特殊。と言うのも、今作はステージごとに異なるスクロール方式を採用。細胞上が舞台となるメインステージ、中ボスとの戦いがあるステージでは360度、自由に自機を動かせるフリースクロール方式を、終盤にボスとの戦いがあるステージでは3D強制スクロール方式を、と言った具合に差別化が図られている。言うなれば、フリースクロールと強制スクロールの二種類を詰め合わせたシューティングゲーム。いずれか片方を採用し、個性を表現する同ジャンルとしては、少し珍しいゲームデザインが成された一作になっている。
収録ゲームモードは全3種類。本編に当たる『ストーリーモード』、『ストーリーモード』でクリアしたステージこと『セルクラスタ』でスコアアタックに挑戦する『アーケードモード』、そして同じく『ストーリーモード』で倒した中ボス、ボス達との連戦に挑む『ボスラッシュモード』が用意されている。また、この他に登場する敵キャラクター達のグラフィックを鑑賞できる『ナノペディア』、音楽を自由に試聴できる『ジュークボックス』、それらの二つで鑑賞、試聴できるものを『ナノコイン』なるものを支払って購入し、その数を増やせる『ナノショップ』なる3つのオプションも収録。盛り沢山なラインナップとなっている。
例によって、メインに当たるのは『ストーリーモード』。基本的な流れは『セル』と称されたワールドごとに用意されたステージ(セルクラスタ)を順にクリアしていく、アクションゲームチックなものになっている。先の繰り返しになるが、ステージことセルクラスタは二種類あり、メインステージは360度自由に動き回れるフリースクロール形式で展開。このセルクラスタは『ツインシューター』と称されており、基本的にフィールド上に配置された3つの『DNA配列』の回収、敵ことウィルス達の全滅を目指すのが主な目的となっている。但し、ステージクリアに当たり、二つの目標全てを達成する必要は無し。いずれか一つを達成すればクリア扱いとなる仕組みになっている。だが、次のステージは回収した『DNA配列』の数が一定数に達していた場合のみアンロックされるので、集めるのを怠ると後々、痛い目を見たりも。そんな単にステージをクリアすれば良いだけではないという構成もスクロール方式と並ぶ、大きな特徴。ワリと個性の強い作りになっている。
更にこの『ツインシューター』は360度自由に動き回れる仕組みだけに留まらず、ステージ全体が『球体』の形をしているのも特徴の一つ。それ故に演出、特にカメラ周りも独特で、フィールド下部に向かうと天地がひっくり返るなど、奇想天外な状況が画面いっぱいに繰り広げられる。しかし、ゲームに詳しい方ならばその『球体』、天地がひっくり返ると言った点に強烈な既視感を覚えたかもしれない。それ、『スーパーマリオギャラクシー』ではないのか、と。ぶっちゃけると、そうです。『スーパーマリオギャラクシー』です。このゲームのメインステージは、スーパーマリオギャラクシーの視点でシューティングゲームが楽しめる内容なのでございます。特殊アイテム回収によるステージアンロックもあるなど、実際、簡単にこの『ツインアクションシューター』を説明するなら、その一言で済む。それ位、マリオギャラクシーしているのである。
とは言え、さすがにジャンルが違う故、重力を活かした仕掛けなどはないが、『スーパーマリオギャラクシー』経験者なら、今作が色んな意味で顔がニヤついてしまうゲームであるのかは、想像するに難くないだろう。敵の全滅とDNA配列の回収がどのステージでも最終目的になる為、進めば進むほどに単調さが増していく難点もありはするのだが、シューティングゲームとしては少々珍しいクリア条件、マリオギャラクシーそのまんまな球体の形をしたフィールドは、既視感バリバリで変な新鮮味が満載。結構、ネタ要素が詰まったものに仕上げられている。
対照的に3D強制スクロールで展開するボスステージこと、『3Dアクションシューター』はシューティングの王道に則った作りで、特筆すべきところはない。ただ、立体視を入れたままでプレイするか、しないかで敵の弾の距離感が掴め易くなるなど、3DSならではの恩恵を強く実感できる演出上の工夫が成されている点は、大きな見所と言えるだろう。
その他、システム面でも敵の弾が被弾すると速攻で自機『ナナイト』が破壊されてしまう、一撃アウト制を採用しながら、敵を倒す事で時折手に入る『ブルー・カーボンクリスタル』なるアイテムを100個集める事で、残機の制限を増やせる救済処置を完備。一回のミスで能力が大幅に低下するパワーアップシステムも無く、シューティング初心者も気負わず楽しめる配慮も徹底されている。更に『ツインシューター』、『3Dアクションシューター』ごとに異なる『サブウェポン』が用意されているほか、その効果もスクロール方式を活かした独特のものになっているのも地味ながら見逃せない。
いわゆる、ベタな強制スクロール方式のシューティングゲームでは無い為、少々ゲームデザイン面で個性が強すぎる所もあるが、内容自体は盛り沢山の一言。それでいて、『スーパーマリオギャラクシー』なシューティングと言い切れるなど、ネタ要素も強烈。珍しいにしても、珍し過ぎる上に珍妙にも程があるだろうと、特定の人なら衝動的に突っ込みを入れたくなるのは間違いなし。色んな意味で強烈過ぎるシューティングゲームになっている。

そんな今作の魅力、そして真髄は実は『アーケードモード』であったりする。正直な事を申すと、メインモードたる『ストーリーモード』はもの凄く素っ気無い。ステージ総数こそ、32と結構量的にはあるのだが、1つ1つのステージのスケールは小さめな上、『DNA配列』を集める要素はあっても、エンディングを迎える頃には全ての配列が揃ってしまう為、クリア後に回収し損じた一部の配列を集めると言ったやり込み要素も何もない。強いて言うなら、『ブルー・カーボンクリスタル』を集め、自機の残機を最大値に上げるぐらい。まさに、一回エンディングを迎え、少しやり込んだらそこでお終い。結構、浅いのだ。ある程度、ステージやボスごとに工夫は徹底されているとは言え、『ストーリーモード』単体での満足度は低め。単純にエンディングを迎える目的だけでプレイした場合、今作に対する印象は本当に『意欲的だけど、内容的にはもの凄く素っ気無いシューティング』として終わってしまうだろう。
だが、『アーケードモード』をプレイする事で、今作が実は底知れぬ奥深さを持ったゲームである事を思い知らされる。実はこのモードでは『ストーリーモード』には無かったシステムが一部、解禁。スコア、チェインボーナス、タイムボーナスと言ったシューティングゲームではお馴染みのものが追加される。更に並行して『ナノコインチャレンジ』と呼ばれる、『ナノショップ』用の資金を手に入れる事ができる特殊なチャレンジにも挑めるようになる。そのチャレンジは目標スコアの達成、サブウェポンを使用せずにステージをクリア、ノーミスクリアと至ってシンプル且つ、種類も少ないのだが、これがまた熱い。思わず極めたくなってしまう面白さが満載なのである。
特にスコアアタックの奥深さ、中毒性は相当なものだ。厳密にはチェインボーナスなのだが、これの仕様が非常に熱い。敵を倒したり、DNA配列を回収すると同時にチェインゲージが伸び、そのゲージが伸びている内に他の敵を倒したり、配列を回収するとボーナスが追加されるのだ。得られるボーナスの最大値は9倍。だが、ゲージは伸びると同時に猛スピードで縮んでしまう為、瞬時に行動を取らないと高いボーナスは得られないようになっている。その為、敵を自機ギリギリまで引き付け、そこから一網打尽にすると言ったテクニックが常に求められてくる。つまり、高得点を得るには、自らにリスクを課し続けなければならない。さながら、かの『電流イライラ棒』の如く。そんなヒヤヒヤなプレイが求められてくるのに加え、ボーナス変動(ゲージの収縮)が激しい故、高得点を目指すのに思わず熱くなってプレイしてしまうのである。無論、ボーナスはこれだけに留まらず、敵が落とす『イエロー・カーボンクリスタル』の総数、クリアタイムなども結果に反映されるので、単に一つの事にこだわれば良い訳ではないのがミソ。こだわり過ぎると思ったほどに最終スコアが伸びなかったりして、色々ともどかしい思いに苛まれるのだ。こう言った様々な要素が絶妙に絡み合って、極めれば極めるほどに味が増す奥深さが演出。一筋縄では行かない、強烈な手応えに富んだスコアアタックを実現させている。
更にこのスコアアタックのモチベーションを刺激する、『ネットワークランキング』の存在も見逃せない。この『アーケードモード』では、クリア時のスコアをネットワーク上にアップロードする機能も搭載されており、日本全国のプレイヤーと限界を目指して争う事もできるようになっているのだ。アップロード手順も簡単で、単にステージセレクト画面でXボタンを押すだけ。しかも、携帯機故にいつでも何処でも手軽に確認、アップロードができるので、自然と入れ込みたくなるのだ。正直、このシステム自体はありがちとも言えるもので、新鮮味はあまり無いのだが、その手軽さと本編の奥深さも相まって、一度でも「限界を目指して頂点に登り詰める!」と思うと、もう止められなくなる。昨今のSNS上などでそう言った仲間と巡り合えば、なおの事、熱くなってプレイしてしまうだろう。
但し、これまでの事はあくまでもやり込み始めた時の場合。単純に『ナノコインチャレンジ』を目指すだけなら、そんなに高いスコアは求められないよう、難易度は控え目に設定されている。とは言え、手応えはなかなかのもの。それでいて、今作が単に敵を沢山倒して高得点を目指すタイプのシューティングゲームではなく、豊富なテクニックを駆使して高得点を目指す、戦術志向の強いシューティングゲームである事を存分に思い知らされるものに完成されている。
本編に当たるモードが素っ気無く、サブ的な位置付けに当たるモードの方に魅力がギッシリ詰まっている点で、本末転倒過ぎないかと思う所もあるにはある。そちらにも何か、入れておくべきだったのではないのか、と。また、ハイスコアを目指すに当たり、自機の残機が最大値になっている事が一つの条件と課せられている点にも少し違和感を覚えるところだ。だが、それらの疑問点を含んでも、今作のスコアアタックの奥深さ、中毒性の高さは強烈。しかも、ステージ総数が32なので、全てを極めるだけでも相当な充実感を得る事ができる。実際にプレイすれば、今作の真髄が本編にない事は嫌というほど思い知らされるだろう。それほどまでに今作はサブに真髄あり。クリア後が本番とも言える内容になっているのだ。

また、グラフィックの異様な美しさも魅力の一つ。これは実機で見てみないと分からないが、据え置き機に迫るレベルと言っても良いほど、飛び抜けたものになっている。特に背景周りが素晴らしく、3DSでここまでのものをやってしまうとは!と、驚かされること請け合いだ。立体視周りも深度の深さだけに留まらず、可変方式ではあるが、常時ONで秒間60フレームを実現している所にも驚かされる。ステージによってはその使い方をユニークな形に活かしている所もあったりする。中でもセルクラスタ4-3の中ボス戦の立体視は非常に異質なものになっているので、要チェックだ。
この他、操作性も良好。難易度設定に関しては、3D強制スクロールにおける当たり判定が分かり難いと言った調整の甘い点もあるが、普通にクリアするだけならゴリ押しでも行けてしまうユルさ。シューティング初心者にも取っ付き易いバランスになっている。 ボリュームもエンディングを目指すだけならあっという間。だが、ナノコインチャレンジと言った完全攻略を目指した場合に関しては…、もはや言うまでもないだろう。
音楽も人体のナノ世界が舞台という設定にマッチした、おどろおどろしい曲が満載。逆に言うと、いわゆる如何にもゲーム音楽っぽい曲はあまり用意されてはいない。ただ、ボス戦など、盛り上げる所ではしっかり盛り上げるなど、ちゃんと分かっている仕上がり。聴けば聴くほど味が増す、スルメな曲が一部、あるのも見逃せないところだ。

更に今作はローカライズ周りも非常に丁寧。文章翻訳の違和感の無さは言うまでもなく、本編ではオペレーターであるダイアン・スチュアートによるナレーションも挿入されるのだが、これがしっかり日本語に吹き替えられているのが実に見事。ワリと手を抜きがちな所までしっかり手を加え、日本向けに作っているのには好感が持てる。そして、そのナレーションを担当している声優が『探偵オペラ ミルキィホームズ』のコーデリア役で知られ、一部バラエティ番組に餃子コメンテーターとして出演した事もある橘田いずみ氏というのがまた、マニアック過ぎて笑える。何故にそんな今風のチョイスをしたのか、思わず(良い意味で)突っ込みたくなる。
マニアックと言えば、本編には日本の名作ゲームのパロディが満載なのも見逃せない所。細胞ステージのマリオギャラクシーっぷりもさる事ながら、あるボスは『レ●ストーム』のラスボスの攻撃をお披露目してきたりなど、マニアならニヤリとしてしまうこと請け合いだ。
本編たるストーリーモードが浅い、やや調整不足な点も散見されたりと、気になる所もあるにはあるのだが、シューティングゲームとしての面白さ、特にスコアアタックのやり込みの面白さはかなりのもの。3DSのハード性能を堪能する作品としての出来も申し分なく、主にグラフィック周りだけでも堪能する価値は十分にある。普通に遊ぶと浅い。けど、やり込みだすと深みにはまる。そんな意外性の強い部分が盛り沢山のこの『ナノアサルト』。
スコアアタックの熱いシューティングゲームをお求めの方には自信を持ってお薦めできる良作だ。少々、癖の強い部分はあるが、極め出したら止まらない。その意外な奥深さを是非、堪能してみて欲しい。地味にお薦めの一本です。
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