≫『The Next Penelope』:解説録
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■発売元:Plug In Digital /
■作者:Aurelien Regard /
■ローカライズ:架け橋ゲームズ /
■翻訳:鶴田有人 /
■発売日:2017年12月28日 /
■定価:1,380円(税込) /
■任天堂公式サイト:商品ページ(※購入はこちら) / PC(Steam)版も配信中。)
© Plug In Digital. Made in Ch'nord.
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▼Manual Index
≪Last Up Date:9/13/2020≫
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◇ストーリー紹介
◇ゲーム概略 / 基本システム解説
◇タイトル画面 / メニュー
◇銀河マップ
◇操作解説 / 画面情報解説 / ポーズメニュー
◇レースコース詳細
◇ウェポン詳細
◇ペネロペの強化
◇マルチプレイヤー
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◇ストーリー紹介
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3044年、イタケー島。
オデュッセウスが出発してから10年が経過した。
民が王の帰還を待ちわびる中、島はその隙を狙った攻撃にさらされていた。
同じ頃、銀河の反対側ではサイクロプスたちの父ポセイドンが復讐を目論んでいた。
オデュッセウスがポセイドンの子を1人倒したのだ。
神々の多くはオデュッセウスの味方だったが、彼の妻ペネロペは1人無防備だった。
ペネロペは民の安全と引き換えに、オデュッセウスを捜し出すことを決意する。
夫はどうなってしまったのか?
そして、夫はポセイドンに服従するのだろうか?
■ペネロペ
主人公。イタケー島の王オデュッセウスの妻。
一向に帰ってこない夫を捜し出すため、広大な銀河を巡る旅に出る。
■ペミオス
ペネロペの忠臣。襲撃を受けた宮殿の修復作業に追われている。
オデュッセウスを探すペネロペの後方支援を担当する。
■求婚者たち
ペネロペの再婚を迫る男たち。
彼女の外交上の価値を狙ってレースを仕掛けてくる。
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◇ゲーム概略 / 基本システム解説
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自動操縦(自走)式の自機(マシン)を操縦し、求婚者たちとの競争に挑む俯瞰視点のレースゲーム。危機的状況からの脱出、自機に搭載された武器を活用して挑む強敵との戦闘など、アクションゲーム、シューティングゲーム風のイベント(ステージ)も用意されており、ひと口にレースゲームとは表現しにくい、入り組んだ作りをしている。
本編は「銀河マップ」上に記された「惑星」を選択し、攻略していく形で展開。「惑星」は3つのコースで構成されており、最初のコース1がミッション、コース2が競争、コース3がボス戦と位置付けられている。
詳細は下記の通り。(※コース名称は筆者が勝手に命名したものである)
■ミッション
自機に搭載された「ウェポン」を用いて課題達成に挑むコース。
新たな「ウェポン」の使い方を学習する、チュートリアルでもある。
■レース
求婚者たちの操縦するマシンと順位争いする、レースゲームらしいコース。
基本的に1位入賞を目指す。それ以下だとミスになる。
■ボス戦
惑星の番人との一騎打ち。ウェポンを活用してダメージを与えていく、シューティングゲーム・アクションゲーム色の強いコース。相手の体力をゼロにできれば撃破となり、惑星クリアになる。
クリアした惑星は、3つのコースをぞれぞれ自由にプレイ可能になる。
未クリアの惑星は「ミッション⇒レース⇒ボス戦」の順でプレイする形になる。
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◇タイトル画面 / メニュー
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シングルプレイの本編、マルチプレイヤー、オプションの3項目が選べる。
注意点として、作成できるセーブデータは1つだけ。
ニューゲームを選択すると、以前のデータを削除してプレイする形になるので注意。
(念のため、セーブデータが存在する場合は警告画面が表示されるようになっている)
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◇銀河マップ
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攻略する「惑星」を選択する全体マップ画面。
自機を上下八方向に動かしながら移動。六角形で記されたポイントが惑星(およびコース)で、自機を合わせてAボタンを押せば攻略開始になる。「?」と描かれ、その周囲を円状の光が回っている所はまだ攻略していない惑星。攻略済みの惑星とコースには「クリア」と緑色で表示される。
なお、「惑星」はゲーム開始間もない時点で5箇所が自由に選択・攻略可能になっている。「イタケー島」のみはオープニングで強制的にプレイするため、このマップが使えるようになった時点ではクリア済みでの表示になっている。
また、本編とは関係ない「エキストラミッション」が一部に存在。
マップの右端にも鍵マークが付けられた大きな六角形があるが、ここが本編の最終目的地となる。イタケー島も含む6つの惑星を攻略するとプレイ可能。内容は見てのお楽しみ。
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◇操作解説 / 画面情報解説 / ポーズメニュー
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■操作解説
Joy-Con、Nintendo Switch PROコントローラ共に配置は共通。
◇方向キー(左右) / コントロールスティック
ハンドル操作。自機の方向調節に使用。
同じ操作はZL/ZRボタンでも可能。
◇ABXYLRボタン
各種ボタンにセットされた「ウェポン」を使用。
◇+ボタン
ポーズメニュー表示。
■画面情報解説
◇ENEGY(画面上部右側)
自機の耐久力を表示。
障害物への接触、ウェポンの使用で減少。
空になると大破。(ミス)
◇XP(ENEGYゲージ真下)
現在所持している「XP(経験値)」を表示。
◇5/5(画面上部右側)
レースの参加人数と現在の順位を表示。
(※レースコース限定)
◇ウェポンボタン(画面下部右側)
ボタンごとにセットされたウェポン及びその効果を表示。
◇BOSS(画面下部中央)
ボスの体力を表示。(※ボス戦限定)
■ポーズメニュー
◇Y:リトライ
Yボタンを押すと現在のコースを最初からやり直す。
◇-:終了
ゲーム終了。銀河マップへ戻る。
◇B:再開
ポーズを解除してゲームを再開。
◇PERSPECTIVE SHADER:ON/OFF
遠近感の設定を行うオプション。
OFFだと平面、ONだと遠近感のある表示になる。
≫PERSPECTIVE SHADER:ON
≫PERSPECTIVE SHADER:OFF
デフォルトは「OFF」。
また、タイトル画面にある「オプション」でも設定可能。
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◇レースコース詳細
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他のミッション、ボス戦にはない要素や仕掛けが登場する。
◇回復ピット
コース内に設置された回復ポイント。
自機がこの上を通過すればENEGYが回復する。
コースによってはピットが一切登場しない所もある。
◇ウェポンの制約
1周目(LAP1)の時点では全ウェポンにロックがかかり、使用できない。
2周目(LAP2)になれば解除されて使用可能になる。
◇障害物
接触すると自機が大破する「バリア」、大破しないが大幅に失速してしまう「岩」、一時的に加速する「ダッシュプレート」、自機のコントロールを乱して失速させる「マグネットパネル」などがコースによって登場する。
◇ライバル
全5体のライバル機の中で、1位のマシンだけは突出して早く動く。また、追い抜くとライバルとして、他の3機以上に追いつこうとしてくるようになっている。ウェポンで対処しなければ、一気に追い抜かれる可能性あり。
◇コースアウト
一部、ガードレールが存在しないコースが存在。
落ちてしまうとミスになり、最初からやり直しとなる。
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◇ウェポン詳細
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ゲームの進行に応じて6つのウェポンが使用可能になる。
ウェポンはそれぞれ対応したボタンを押すことで使える。
また、いずれも使うたびにENEGYが消費。
使い続けるとENEGYが空になって自機が大破してしまう。
◇スマッシュブースト(Bボタン)
加速。その勢いを利用して岩などの障害物を破壊することもできる。
レース中では、接触したライバルをスピンさせる。
◇プラズマガン(Yボタン)
射撃。レース中にライバルに命中させれば失速させられる。
弾は壁に当たると反射する性質を持つ。
ボス戦時における有力な攻撃武器でもある。
◇テレポート(Xボタン長押し)
トラップ回避、コースのショートカットを可能にする装備。
Xボタン長押し中に表示されるカーソルでテレポートする位置を指定。
(カーソルは方向キー、コントロールスティックで操作)
◇吸血地雷(Aボタン)
地雷をその場に設置。
ライバルが引っかかるとエネルギーが吸収。ENEGYが回復する。
プラズマガン同様、ボス戦における有力な攻撃武器のひとつ。
◇ハープーン(Rボタン)
敵、障害物、アイテムを掴むフックを射出する。
障害物に命中すれば、それを取り除くことができる。
◇ブラッククリスタル(Lボタン)
敵の攻撃をXPコインに変換させる。
なお、各ウェポンは最初から全種類が使えず、ゲームの進行に応じて解禁されていく仕組みになっている。惑星の巡り方によっては解禁順序も変わるが、「スマッシュブースト」だけは最初に解禁と決まっている。
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◇ペネロペの強化
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銀河マップの中央上部にある「XP」と書かれた場所でAボタンを押すと、ペネロペの自機を強化する画面へと移行できる。全部で6つのカテゴリがあり、これまでに獲得したXPを割り振り、一定数に達すると強化が実施される。割り振ったXPを戻して、強化をリセットすることも可能。
◇XPの入手
主にコースクリア、コース上に落ちている「XPコイン」回収で獲得。
■強化カテゴリ一覧
◇出力向上
自機の最高速度が10%上昇する。
◇攻撃性
Yボタン(射撃ボタン)押しっぱなしで自機を回転させて体当たりするアタックが解禁。
◇敏捷性
ハンドル(方向キー、コントロールスティック、ZL/ZRボタン)を素早く2回押すと、指定方向へ自機が高速移動する。
◇耐久性
ENEGYに「シールド」のゲージが追加される。
「シールド」は一度壊れてしまうと、後から復活させることはできない。
◇反応性
自機のハンドリングが10%ほど改善される。
◇視野
カメラが10%ズームアウトする。
全部のカテゴリを解禁すれば自機が最強状態になる訳ではない点に注意。一部、相性の悪いカテゴリがあるため、まとめて解禁すると返って操作性が悪くなるパターンもある。コースの性質に応じて解禁カテゴリを分けるのが最適。
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◇マルチプレイヤー
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最大4人まで参加可能、Joy-conのおすそ分けプレイにも対応した対戦モード。
CPU操作のキャラクターと対戦する機能はないため、1人でのプレイは不可能。
対戦内容はレースだが、1画面内に4機のマシンが表示され、その内の1位のマシンをカメラが追尾。画面外へと外れてしまったマシンは破壊されて強制リタイアになる。また、マシンごとにウェポンが1つだけ装備される。これはレースごとに変更可能。ただし、いずれも試作品のため、使うと深刻なダメージが反動で返ってくる。使い所は計画的に。
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