≫バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
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■公開年月(日本) |
1989年12月9日 |
■監督 |
ロバート・ゼメキス |
■出演 |
マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、トーマス・F・ウィルソン、エリザベス・シュー、ジェームズ・トルカン…(ほか) |
■販売元 |
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(DVD、Blue-Ray) |
■定価 |
1429円(DVD:税別)、1886円(Blue-Ray:税別) |
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▼登場ゲーム一覧
≪Last Up Date : 4/5/2015≫
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◆Nintendo Entertainment System(NES)※海外版ファミリーコンピュータ
◆ワイルドガンマン
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◆ストーリー概略
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エメット・ブラウン博士(通称:ドク)が開発したタイムマシン(…を内蔵した乗用車デロリアン)の実験トラブルにより、1955年にタイムスリップしてしまった高校生マーティ・マクフライは1955年当時のドクの協力を得て、無事に現代である1985年に帰還する事ができた。だが、そんな彼の前に突如、ドクがデロリアンと共に現れた。彼曰く、未来においてマーティの息子が重大なトラブルを起こすことが判明したというのだ。その未来を回避する為、マーティはドク、そしてマーティのガールフレンドであるジェニファー共々、30年後の未来…2015年へと向かった。
2015年に着いたマーティは、そこで将来的にジェニファーと結婚すること、彼女と自分の息子、マーティ・マクフライJr.がビフ・タネン(※マーティの父親ジョージの同級生で不良)の孫であるグリフの言いなりとなっており、窃盗容疑で逮捕され、マクフライ一家の家族崩壊を引き起こしていた事を知る。そして、息子が窃盗事件を起こす前の時間にやって来ていた事を知ったマーティは、ドクの作戦で息子本人に成り済まし、グリフに接近。窃盗事件の提案を断り、未来を変えようとした。その作戦は途中、グリフとその仲間達の追撃を受けるほどの騒動にまで発展するが、何とか逃げ切る事に成功し、息子が起こすはずだった窃盗事件と家族崩壊の危機を未然に防ぐ事に成功。未来での目的を果たした。
その2015年からの帰りがけ、マーティは骨董品屋で『スポーツ年鑑』なる1950年〜2000年のスポーツの試合結果が書かれた年鑑を購入するのだが、ドクから金儲けの為にタイムマシンを造ったのではないと叱責され、ゴミ箱に捨てられた。
その一部始終とタイムマシンが2015年に降りたつ瞬間を目撃していた、2015年のビフ・タネンはゴミ箱から年鑑を回収。更にマーティが油断している隙を突いてデロリアンを盗み出し、1955年へと向かって当時の自分に年鑑を渡し、デロリアンを元の位置に戻した。そんな事にも気付かず、デロリアンで1985年へと戻るマーティ達。そこで彼らが見た物とは…。
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◆作品解説
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1985年に海外及び、日本で公開され、タイムトラベルをテーマとしたスリリング且つ、緻密な伏線が張られた完成度の高いストーリーとギミックの数々、印象深い楽曲、マーティ役マイケル・J・フォックスとドクことエメット・ブラウン役クリストファー・ロイドの秀逸な演技で大ヒットを飛ばしたSF映画。製作総指揮を『レイダース/失われたアーク』、『E.T.』等の数多くの名作で知られるスティーブン・スピルバーグ、監督及び脚本を『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』、今作の後に手掛けた『フォレスト・ガンプ/一期一会』で知られるロバート・ゼメキスが手掛けた。今作はその初代『バックトゥザフューチャー』の続編。前作に引き続き、製作総指揮はスピルバーグ氏、監督と脚本もゼメキス氏が担当。出演者も主人公のマーティ役マイケル・J・フォックスとエメット・ブラウン役クリストファー・ロイドを始め、前作の面々が続投している(※但し、ジェニファー役はクローディア・ウェルズからエリザベス・シューに変更された)。
ストーリー的には前作のエンディングからの続きを描いた内容になっている。元々、続編の構想などは無く、前作の一作だけで完結となるはずだったようだが、1987年にビデオソフト化された際、ラストシーンに「TO BE CONTINUED…」なるテロップが挿入された事で、続編製作希望の問い合わせが殺到。そのまま、ファンの要望に応える形でシリーズ化される運びになったという。今作の公開が前作から4年近く経過しているのは、その影響である。また、製作は三作目『PART3』と同時に行われ、今作の半年後である1990年7月(海外では5月)に公開されている。続編の公開において、年単位のブランクが空く事がお約束のようになっていたシリーズ作品の中では、非常に珍しいスパンで展開された作品の一つと言っても良いだろう。また、そのPART3の製作が並行していたのもあってか、今作のストーリーは未完のまま終了するようになっている。その為、これ単体で見ると強烈な物足りなさを覚えること必至。映画公開から相当な年月が経った昨今ではDVD、Blue-Rayも販売されている為、3とセットで観れるので、二本同時に鑑賞するのがお薦めだ。
また、未完だからと言ってストーリー的に見所が無いという訳でも無く。むしろ、作品の完成度は前作、後の三作目とも負けず劣らぬ傑作に仕上げられている。特に『タイムパラドックス』に焦点を当てたストーリーは全シリーズの中では最も壮大。舞台となるのが現代の1985年と2015年の未来だけでなく、中盤以降には前作の舞台となった1955年もその一つで登場するなど、タイムマシンの本領発揮と言わんばかりの激しい移り変わりが繰り広げられる。更に1955年のシーンでは、前作のシーンが以前とは別の視点で描かれるという、捻った描写があるのも大きな見所。しっかりと前作のシーンも忠実且つ、そのまま再現されていたりと、タイムトラベルを題材にした作品ならでは且つ、前作の脚本における伏線の張り方から見受けられたこだわりの演出と作り込みには見る誰もが唸らされるだろう。
その他、出演者にしてもマーティ役マイケル・J・フォックスはマーティ以外に息子まで直々に演じるなど、芸達者ぶりを見せている。セットロケーション、ギミックにしても、2015年のヒルバレーにホバーボードなど、未来世界への想像と期待を大いに刺激する作り込みが成されているので要チェックだ。現実に2015年となった現在では、「こんな未来、来なかったな…」と逆に切なさを覚えるかもしれないが、深く考えてはいけない。
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◆ゲーム登場場面
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2015年が舞台となる序盤、レトロ喫茶『Cafe 80's』に訪れるシーンがある。その喫茶店内にてNintendo Entertainment Systemこと海外版ファミコンと『ワイルドガンマン』が登場。店内に設置されていて、それをマーティが当時の少年達と混じってプレイする一幕がある。実際にゲーム画面と専用コントローラたる光線銃も登場するが、前者に関しては多少ながら、演出周りに未来風のアレンジが施されている。
ちなみにこのシーンで登場するワイルドガンマンを遊んでいる少年の一人は、後にロードオブザリングシリーズのフロド・バギンズ役で一躍、その名を世界に広めた俳優イライジャ・ウッド。当時6歳の若かりし日の姿である。何気に今作が、氏にとっては映画デビュー作でもあり、その配役はVideo-Game Boy #2(ビデオゲームの少年2)である。
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