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≫孤独のグルメ
■放送局 テレビ東京
■放送時期 2012年1月5日〜2019年12月21日(※2021年現在、Season8まで放送。各12話)
■脚本 田口佳宏、板坂尚、児玉頼子(ほか)
■監督 溝口憲司、北畑龍一、井川尊史、北尾賢人(ほか)
■プロデューサー 川村庄子、吉見健士
■出演 松重豊…(ほか)
■販売元 ポニーキャニオン
■定価 11,400円、14,800円(全Season、DVD-BOX、Blu-rayBOXで発売)
▼登場ゲーム及びゲーム効果音出展先一覧 ≪Last Up Date : 1/17/2021≫
◆ニンテンドー3DS(アイスホワイト、コスモブラック)
◆ストーリー概略
時間や社会に捉われず、
幸福に空腹を満たす時、
束の間、彼は自分勝手になり、自由になる。

誰にも邪魔されず、気を遣わず物を食べるという孤高の行為。
この行為こそが、現代人に平等に与えられた、最高の癒しと言えるのである。

☆ナレーション:柏木厚志、野田圭一
◆作品解説


個人で輸入雑貨商を営む男性・井之頭五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の束の間に足を踏み入れた店で、ひとり静かに食事をする様子を描いたグルメ漫画『孤独のグルメ(原作:久住昌之、作画:谷口ジロー)』を原作とするドラマ。2012年1月5日、テレビ東京系列の深夜枠のドラマとして放送開始。主演は『踊る大捜査線』、『北条時宗』など多くのドラマに出演し、名バイプレイヤーとして評価されている俳優・松重豊。氏にとっては本作が初の主演作となる。また、漫画版の原作者である久住昌之も本編後に設けられたミニコーナー「ふらっとQUSUMI」に出演。各話の舞台となった飲食店を訪問し、おすすめのメニューを試食する。さらに久住氏は劇中の音楽も担当。具体的にはこのドラマのため結成された音楽制作家集団「The Screen Tones」が手掛けている。そのほか、オープニングナレーションにタレントの柏木厚志。後述する途中のシリーズからは声優の野田圭一が担当している。

序盤に顧客との商談、その後空腹になって店を探して食事、食べ終わったら店から立ち去ってエンディングという構成を基本に各話が展開。これと言ってドラマらしい起伏のある展開は控え目で、原作の漫画同様、主人公の五郎が淡々と食事をする様子を描き出す作りになっている。また、食事シーンにおいては五郎演じる松重氏のアフレコによる独白が都度挟まれ、それぞれの料理に対する感想が述べられる。これと言って何かの豆知識、雑学が語られたりすることはなく、純粋に料理に対し、どんな思いを抱いたかを思いのまま語る独特なシーンに仕上げられている。原作の漫画では、食事のシーンにてユニークな言い回しが炸裂したりもするが、その点もドラマ版は踏襲。基本、各話の内容は原作準拠ではなく、ドラマのために書き下ろされたオリジナルではあるものの、勘所だけは外さないという制作スタッフの強いこだわりが反映された仕上がりになっている。
また、オリジナルながら原作の有名なネタを組み込んだエピソードも存在。特に一人焼き肉の店(8話)、飲み屋のカレーライス(11話)は原作を知らずとも、インターネット上で少し目にしたこともあるかもしれないネタが炸裂するため、ひと際印象深いものになっている。さらに前述の「ふらっとQUSUMI」の内容が示唆する通り、本編で登場する飲食店は全て実在。しかも、制作スタッフが自らの足で探り出し、取材と交渉を重ねて見つけ出した店という徹底ぶりである。この特色の関係で、原作にある”ハズレ”の店に訪れてしまうエピソードは避けられているが、そこを補う意味で前半の商談ではちょっとしたトラブルが起きたりと、バランスを取って作られているのも特徴だ。

当初は2012年3月の放送を持って終了で、シリーズ化の予定は無かったようだが、松重氏がおいしそうに料理を堪能する食事シーン、原作譲りのユニークな独白と一部エピソードの原作ネタの忠実な再現、そして何より深夜枠に美味しそうな料理の映像が炸裂するという破壊力も相まって原作ファンのみならず、知らない世代にも大ヒット。同年10月、早くも続編「Season2」が放送される運びになった。さらにその後も「Season3」、「Season4」とシリーズを重ねていき、2021年現在では「Season8」までが放送(さらに2021年内に最新の「Season9」が放送予定)。また、1時間超の特番も編成されるなど、名実共にテレビ東京のみならず、主演の松重氏にとっても代表的な作品と言えるほどの発展を遂げている。
シーズンを重ねる度にエピソードごとに登場するゲスト出演者も豪華に。「Season3」では今は亡き名優・大杉漣、「Season4」では松重氏との共演も多い小日向文世、「Season6」では同じくテレビ東京の深夜ドラマ屈指の人気作『勇者ヨシヒコ』シリーズのメレブことムロツヨシも出演している。登場する飲食店も当初は関東圏内が中心だったが、後に全国規模へと拡大。台湾、韓国と言った海外の地が舞台になるエピソードも放送されている。
当初にも増して現時点では豪華さが増したが、それでも基本はあくまでも一人の男の食事の模様を淡々と描き出す内容。相変わらず見る度に空腹を誘う圧倒的な破壊力を宿した食事シーン、演出が光る仕上がりだ。同時に何かと失敗例の多い漫画原作作品としては、数少ない成功例とも言える内容。これと言って事前知識は必要とないので、その内容に少しでも興味を抱いたのなら、少しでもお目にいただきたい傑作ドラマだ。
見終わればきっと、アナタはこうなる。「腹が………減った。」と。(けど、夜食はホドホドに)
◆ゲーム登場&効果音使用場面
「Season2」の第8話「墨田区両国の一人ちゃんこ鍋」のオープニングにて、ニンテンドー3DS本体が登場。五郎が少年時代の思い出にふけるシーン終盤に登場した、現代の子供たち2人がそれでゲームを遊んでいた。色はアイスホワイトとコスモブラック。いずれの本体にもデコレーション用のシールが貼られていた。

余談だが、「Season2」第1話では3DSソフト『ロストヒーローズ』のポスターもひっそり登場する。
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