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≫じょしらく
■放送局 TBS系列(毎日放送、TBSテレビ、中部日本放送)、AT-X、BS-TBS
■放送時期 2012年7月6日~2012年9月28日(※全13話+OAD1話)
■原作 久米田康治(原作)、ヤス(作画)
■監督 水島努
■シリーズ構成 横手美智子
■アニメーション製作 J.C.STAFF
■声の出演 佐倉綾音、山本希望、小岩井ことり、南條愛乃、後藤沙緒里、湯浅真由美…(ほか)
■販売元 キングレコード
■定価 7000円(Blue-Ray:税別)、6000円(DVD:税別)≪全6巻(※DVDのみ5巻まで発売済み)≫
Blue-Ray Box:26800円(税別)
▼登場ゲーム及びゲーム効果音出展先一覧 ≪Last Up Date : 12/11/2022≫
◆バーチャルボーイ
◆ピピンアットマーク
◆メガドライブ(メガCD&Super32X装着)
◆プレイステーションVita
◆マリオカート64
◆ストリートファイター リアルバトルオンフィルム
◆ストーリー概略
このアニメは女の子の可愛さをお楽しみ頂く為、
邪魔にならない程度の差し障りの無い会話をお楽しみ頂く番組です。

※ナレーション:湯浅真由美
◆作品解説
講談社『別冊少年マガジン』にて連載されていた久米田康治&ヤスのガールズ落語漫画を原作としたアニメ。五人の女子落語家が楽屋でとりとめのない会話を繰り広げていく様子を描くという内容。『別冊少年マガジン』の創刊号(2009年10月号)より始まった作品の一つで、2013年10月号に最終回を迎えるまで4年に渡って連載された。

アニメは連載開始から約2年が経過した2012年7月6日から同年9月28日まで、夏季の新番組としてMBS(TBS系列)の『アニメイズム』枠にて放送。全13話。また、アニメ終了後に発売された原作の単行本五巻限定版に同梱されたOADの一話が別途存在する。アニメーション製作は『ゼロの使い魔』シリーズ、『とある魔術の禁止目録(インデックス)』シリーズ、『キルミーベイベー』などを手掛けたJ.C.STAFF。監督は『ジャングルはいつもハレのちグゥ』、『侵略!イカ娘』、『よんでますよ、アザゼルさん。』などを代表作とする水島努。シリーズ構成は先の『侵略!イカ娘』で水島氏とタッグを組んだ経験のある横手美智子、更に一部エピソードの脚本を『王ドロボウJING』、『けいおん!(※一期、二期)』などを手掛けた吉田玲子の二人が担当した。また、落語監修に落語家で映画監督の林家しん平、舞台設定絡みで、東京都新宿区にある『新宿末廣亭』が協力という形で参加している。後者に関しては本編にも末廣亭が登場するエピソードが登場し、客席、高座などが忠実に描かれた模様を見ることができる。

キャスト陣に関しては、原作単行本付属の落語CDにてメイン五人の声優が配役されていたが、アニメでは差し替え。ただ、暗落亭苦来(あんらくてい くくる)役の後藤沙緒里だけはCDから続投という形になっている。また、『報道ステーション』などの報道番組のナレーターで知られる湯浅真由美がナレーションを担当。氏にとっては初のアニメ参加となる。その他、脇を固めるキャストに悠木碧、すずき紀子、山本兼平ほか。また、あるエピソードではマネージャー役で落語家であり声優、そして6代目三遊亭圓楽の長男である会一太郎も出演。そして、原作漫画の時点で担当声優として配役されていた新谷良子も出演する。何の役で登場するのかは後述の「ゲーム登場&効果音使用場面 」に掲載している動画のサムネイルを見れば分かる。多分。

日常のどうでもいいネタなどから話を広げていくという展開は、原作を担当した久米田氏の代表作『さよなら絶望先生』に非常に近く、主に台詞回し、カットなどにおいては氏の作風が顕著に現れている。アニメ版は原作のノリを踏襲しつつ、そこに時事問題、政治、他局のドラマやアニメ、漫画、映画のネタやパロディを余すことなく注ぎ込み、原作二割り増しの危険な雰囲気を醸し出した作りになっているのが最大の特色。また、ストーリーは三パート構成で、AとCは原作のエピソードをなぞり、Bパートは東京都内の名所をメインキャラクターの5人が訪れるというアニメオリジナルの内容となっている。基本的に各パート6~7分程度。ただ、一部においてBパートがほんの僅かしか無いという、珍しい回も存在したりする。
監督として参加した作品内にブラックなネタを取り入れる事に定評のある水島氏、そういうネタを特色とする作品、まさに「出会ってはいけない二人が出会ってしまった(By:さよなら絶望先生)」ということで、本編においては大変に過激なやり取りとネタの放出が繰り広げられていく。例に出すと、フ●テレビの『サ●エさん』そのまんまな構図が出てきたり、マ●ドナルドのテーマ曲の音程を一部変更した曲が流れたり、『け●おん!』の犯罪バージョン三作が登場するなど。見ている側が「怒られないか…」と心配してしまうような壮絶な光景が画面いっぱいに広がる。特に恐ろしいのは後述にも紹介している第十席Cパートの「虫歯浜」。このエピソードではNHK Eテレの教養番組『ピ●ゴラス●ッチ』のピ●ゴラ装置のパロディネタが後半に登場するのだが、この装置用に配置された仕掛け(ギミック)がアブないという一言では済まされないものになっている。一体、どんなものが仕掛けられているのかは実際にエピソードを見てからのお楽しみだ。念の為ですが、人によっては思い出したくない記憶が蘇る可能性がありますので、御注意のほどを。(正直、筆者は初めて見た時、心臓がゾッとするようなものを感じた…)
パロディだけに留まらず、台詞にも「何故、アニメにしたのか」や「武蔵境では京都のようなことはできない」と言ったメタなものが満載。一見、平穏そうに見える東京都内の名所巡りにおいても、知る人ぞ知るとある家電量販店のテーマソングをメインの五人を担当する声優陣が歌うという壮絶なシーンが挟み込まれたりと、とにかく全編において見ているものを退屈させない。そして、「これの何処が差し障りの無い会話なんだ!」と突っ込みたくなるインパクトに満ち溢れている。

扱っているネタが全体的に過激なのもあって、正直なところ、人によってはかなり好みが出易い作風でもある。また、メインのキャラクター五人もクセモノ揃いで、抵抗感を覚えたりするかもしれない。しかし、この明らかにゴールデン枠で放送されたら抗議殺到間違いなしのアブないネタの応酬、何事をも恐れない攻めの姿勢を貫き通した脚本、そしてやたらとよく動くキャラクター達など、これぞ深夜枠のアニメとも言うべき唯一無二の魅力がある。
また、原作を忠実にアニメ化する事に定評のある水島氏だけあって、ストーリーや設定面において特に大きな変更点はなく、原作を愛読している方にも受け入れ易い作りになっているのも強みの一つだ。ある意味で、2012年の夏季を象徴する今作。『さよなら絶望先生』を始めとする久米田氏の漫画のファンは勿論のこと、ブラックなネタが満載のアニメが好きな方ならば一度でも見ておくべき怪作だ。作中で繰り広げられるネタの応酬自体が誰もが知っているようなものばかりなので、原作を全く知らなくても大丈夫。むしろ、知らない方がより一層、楽しめたりする…かもしれない。
◆ゲーム登場&効果音使用場面
非常に多くのゲーム機、ゲームソフトが登場している。

▼備考リンク:ニコニコチャンネル配信版(※有料)



第五席Aパート『娘ほめ』で、バーチャルボーイ、ピピンアットマーク、メガCD&Super32X装着メガドライブの三機種。

▼備考リンク:ニコニコチャンネル配信版(※有料)



第六席Aパート『四枚起承』では、『マリオカート64』っぽいゲーム。

▼備考リンク:ニコニコチャンネル配信版(※有料)



第十席Aパート『唐茄子屋楽団』では、プレイステーションVita。(ちなみに微かにモザイク付き)

▼備考リンク:ニコニコチャンネル配信版(※有料)



そして最終話の第13席Aパート『キャラつぶし』では、『ストリートファイター リアルバトルオンフィルム』がモザイク加工を施された状態ではあるが、堂々とその姿を見せている。

なお、第六席にて登場したマリオカート64風のゲームにはモザイクはかけられていなかった。また、一連のゲーム機及びゲームソフトは全て一例を表す場面に登場。Vitaのみは本編後半のわらしべ展開で、景品の一つとして登場した。なお、本編では「PS Vita(ピーエスヴィータ)」と呼ばれている。
また、Vitaが登場した第十席Aパートには『真・女神転生』シリーズで最も有名な悪魔キャラクターにして、発売元アトラスのマスコットキャラでもあるジャックフロスト、そしてジャックランタンが揃って登場。どちらにもモザイクがかけられていた。ちなみに前者のジャックフロストはかつて、TBS系列で放送されていた『真・女神転生デビチル』にもレギュラーキャラとして登場していて、その頃から換算して実に11~12年ぶりとなるTBS系列のアニメ出演となった。なお、言うまでもないがボイスは無いので、「ヒホー」の鳴き声は聴けません。あしからず。また、その後のBパートでは『龍が如く』が台詞で登場している。ただ、シチュエーション的にはむしろ『龍が如く OF THE END』っぽい感じである。(詳細は本編にて)
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