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≫はなまる幼稚園
■放送局 テレビ東京、テレビ愛知、テレビ北海道、テレビせとうち、テレビ大阪、TVQ九州放送、AT-X
■放送時期 2010年1月10日~2010年3月28日(※全12話)
■原作 勇人(スクウェア・エニックス『ヤングガンガン』連載)
■監督 水島精二
■シリーズ構成・脚本 小黒祐一郎
■アニメーション製作 GAINAX
■声の出演 真堂圭、高垣彩陽、MAKO、日野聡、葉月絵理乃、藤村歩、沼田愛美、藤田麻美、五十嵐裕美、伊瀬茉莉也、本名陽子、遊佐浩二、水原薫、斎藤千和、小西克幸…(ほか)
■販売元 キングレコード
■定価 5500円(Blue-Ray:税別)、4500円(DVD:税別)≪全6巻≫
▼登場ゲーム一覧 ≪Last Up Date : 9/2/2018≫
◆プレイステーション2
◆DUALSHOCK 2(デュアルショック2)
◆Wii
◆Wiiリモコン
◆ニンテンドーDS Lite(クリスタルホワイト)
◆ゲームボーイアドバンスSP
◆ストーリー概略
はなまる幼稚園に通う元気な女の子「杏(あんず)」は、土田先生こと「つっちー」のことが大好き。
そんなつっちーの為に友達の力も借りつつ、様々な方法で気を引こうと、杏は日々奮闘する。
◆作品解説
スクウェア・エニックス刊『ヤングガンガン』誌で2006年18号から連載を開始した、勇人によるコメディ漫画を原作としたアニメ。2010年1月10日から同年3月28日まで、テレビ東京系列の毎週月曜日午前1時30分から2時の枠で放送された。全12話。元々は読み切り作品であり、2005年23号、2006年3号の二度に渡って『ヤングガンガン』誌にて掲載された。それが好評だったのを受け、2006年18号より連載漫画へと移行した経緯を持つ。
アニメーション制作は『ふしぎの海のナディア』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『天元突破グレンラガン』で知られるガイナックス。監督は『シャーマンキング』、『鋼の錬金術師(※初代)』、『機動戦士ガンダム00』などでも同ポジションを務めた水島精二氏、シリーズ構成並びに脚本はアニメ雑誌(※2018年現在はインターネットウェブマガジン)「アニメスタイル」の編集長の小黒祐一郎氏が担当した。キャストに関しては杏を始めとする「さくら組」の園児役として真堂圭、高垣彩陽、MAKO、もう一人の主人公である”つっちー”こと土田先生役には日野聡が起用されている。他の出演者として葉月絵理乃、藤村歩、沼田愛美、藤田麻美、伊瀬茉莉也、本名陽子、水原薫ほか。

男女共に二頭身で可愛らしい幼稚園児が様々な騒動を引き起こす様子を描く内容で、独特のほのぼのとした雰囲気を最大の持ち味とする。幼稚園児とは対照的に八頭身で描かれた土田先生を始めとする大人達も個性豊かな面子が揃っていて、中には紛うことなきヤ●ザな人も。ただ、コメディという事で、断じて赤い何かが飛び散ることはない(重要)。また、見た目こそほのぼのとしているが、作中にはマニアックなパロディ要素が数多く含まれており、杏の友達でもある柊が『内●プロデ●ース』の●ッチャンそのまんまのコスプレ(しかも、ご丁寧にピコピコハンマーも所持)を披露したり(他にもとあるお笑いコンビのネタを台詞で口走ったり)、また別の回ではガチャポンの景品にアニメーション制作のガイナックス絡みでエヴァンゲリオンが出てきたり、更にまた別の話ではソフト発売元のスターチャイルドにちなんで、とある有名な声優兼歌手の歌をバックに流したりなどなど。元を知る人ならばニヤリとししまう描写がそこかしこに散りばめられている。また、各話ごとにエンディングテーマも異なるという手の込んだ試みも成されていて、その中にはとある有名なロボットアニメのアニメーターを起用してまで作られたものも。見た目のインパクトから、キャラクターの存在感に目が行きがちだが、中身も意外なほど細かく丁寧に作られ、ギリギリも攻めた作りになっている。ちなみに書くエンディングテーマは『はなまるなベストアルバム childhood memories』としてCDもリリースされている。収録された歌の数はなんと15曲。更に本アルバムは二枚組で、ディスク2には作中で用いられた楽曲が聴けるサウンドトラックになっている。歌い手も出演声優陣によるものになっていて、中でも本編におけるマスコットキャラクターである「ぱんだねこ」をテーマにした「ぱんだねこ体操」はインパクト絶大。作中でもこの体操がアニメで再現されるシーンがあるので、併せて要チェックだ。ぱんだねこ自身もブログをやっていたりするので、これも並行して必見だ。勿論、ストーリーにはコメディに終わらない内容のものも多数。印象的な台詞も多く、特に杏の健気さからくるものの数々には、人によってはハッとさせられるかもしれない。受け取り方によっては、色々と宜しくない性癖を確立させるきっかけにもなり得るが(汗)。



なお、本作のストーリーは時系列が原作から変更されており、杏たち幼稚園児は年中から年少にされている。関連して1話も入園式からで、先に原作の漫画から読んでこちらを見ると、相当な戸惑いを覚えるかもしれない(逆も然り)。
また、原作はアニメ終了後も続いたが、2011年21号で最終回を迎えた。本作の後、作者の勇人氏は『いろは坂、上がってすぐ。』という作品を連載しており、こちらにも土田先生を始めとするキャラクター達が登場する。残念ながら、こちらも原作は2013年16号で終わってしまっているが、関連作の一つとして、気になる人はチェックしてみるといいかもしれない。
◆ゲーム登場場面
本作第二の主人公である土田先生は無類のゲーマーという事で、本編ではありとあらゆる場面にてゲーム機が登場する(登場シーンの一部:土田先生の自宅、幼稚園のクラス内、回想シーンほか)。しかも、基本的にどのゲーム機も現物というこだわりぶりである。どのようなゲーム機が登場したかは上記の一覧を参照頂きたい。
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