食いそびれの年の瀬

投稿者: | 2022-12-31

最低限、終える必要のあることは大晦日前に終えた。
久しく訪れていない飲食店で外食しようと思った。
既に年末年始休業に突入していた。

禁断症状が出かけています。

とにもかくにも、年末ということで1年の総括を。

■個人的な2022年
ニュースに心を乱され続けた年だった。

昨年末に懸念していた新型コロナ変異体の蔓延、2月下旬のあの出来事、そして幼い頃から知る著名人の方々の(一部、衝撃的過ぎる)訃報。そのようなニュースに何度も精神的なダメージを受けた。
そして、気付いた頃にはニュースおよびテレビ断ちの頻度が増加。

「2022年はテレビ離れが加速しそう」とか昨年の記事の〆に書いたけど、マジでその通りになってしまった。新作アニメ視聴も今や、アマプラなどの配信サイト経由で見るのが完全に定着。Eテレの『2355』が最後の牙城となっている。また、Twitterにもログインしない日が増加。
とは言え、一部連絡に使う関係から完全に断つことはないが……距離を置く傾向は来年も続きそう。逆にそれで気付かされたこともあったから、適切なバランスに収められればとも思うが。

そんな中でも業務絡みでは貴重な経験ができたり、毎年中途半端に終わる読書が過去最高の成果で終わる、『リングフィットアドベンチャー』参上で運動の習慣が付いた、そして積みゲー年越し阻止が順調(笑)と、いいことも沢山。何より業務絡みは本当、大きな手応えがある(詳細は後述)。もちろん、悔いがなかった訳ではないけど……来年はよりいっそう、やるべきことに集中するという心がけを徹底していきたく思います、はい。

■ゲームの2022年(世間)
東京ゲームショウ完全復活。しかし、6月恒例の「E3」は中止。PlayStation 5(PS5)の転売問題も未解決どころか、円安の反動で値上がりするなど、世界情勢の影響が現れる話題が多かったように思う。

一応、PS5は今月から店頭で目撃できるようになって、改善されつつあるけど。地味にXbox Series X|S……Sの方も普通に店頭で買えるようになってきている。双方、来年から勢いをつけ始めるか?特にPS5は『ファイナルファンタジー16』も控えていることだし、何とか勢いづいて欲しいと思う。欲を言えば、『ファイナルファンタジー13』の時みたく、少しサイズが縮小された新型が出てくるといいのだけど。

仮に転売問題が解決しようと、個人的にはあの本体サイズが購入最大の足かせになっている(自室に置くのが厳しい)だけに、その手の報せがあれば嬉しいのだけど、ただでさえ普及途上。まだ当面先かな……。

Nintendo Switchは相変わらず安定していた……が、一部のゲームで本体スペックの限界が指摘されるようになってきている。来年で6年目だが、現状維持か、それとも大きな動きがあるのか。『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド続編』改め『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』の発売も控えているだけに、目が離せない。

タイトル絡みだと、『ポケットモンスター』の新作が立て続けに出たのは衝撃だった。「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」に輝いた『エルデンリング』、割とヒットしているらしいのが個人的に驚きの『ヘブンズバーンレッド』も印象的。Steamの普及に伴い、PCゲームを遊ぶ層も拡大すると同時に、Steam専用の携帯PC『Steam Deck』が国内で展開され始めたのも話題として外せない。個人的にも『Steam Deck』に関しては購入したい気持ちが高まりつつある。

来年は前述のゼルダ新作のほか、『ロックマンエグゼ』が復活を果たす。後者は未だ圧倒的なその人気から、発売後にどんな光景を見られるのかが楽しみ。『ロックマン』シリーズ全体にもいい意味での刺激が加わることに期待したいです。(具体的には大会の復活とか。その時はぜひとも現地に足を運びたい……)

■ゲームの2022年(個人)
昨年は「時空の歪み」とも言わんばかりに懐かしのタイトルの復刻、リメイクが大量に発売。その結果、完全な新作に触れる機会が極端に少ない1年になった。
また、発売当日に買った新作を長く積んだままにし、積みゲーが増加する問題にも悩まされた。

2022年はそこを解決する……と意気込んだけど、結果的に昨年とほぼ同じ結果に終わった(汗)。1月の『COGEN』、『白き鋼鉄のX2』は概ねいい感じだったが、『アルセウス』が……。2月の『エルデンリング』、3月の『トライアングルストラテジー』も全然で、本当に改めて「鉄は熱いうちに打て!」を痛感した次第です、はい。

『地球防衛軍6』なんて、それで早々に一区切り着けられたので。
(これの後の『スプラトゥーン3』の「ヒーローモード」も)
この教訓はマジで大事にしよう……。
というか、前はそうしていたはずなのにどうした。戻そうぜ。

積みゲー絡みは課題を残す結果にはなったけど、新作は重点的に触れられた。少なくとも、今年発売を期待していた作品はすべて一区切りまでやり切れただけでも大きい。特に『星のカービィ ディスカバリー』は、完全クリアまでやり切ったという点でも最高の手応えがあった。『スプラトゥーン3』の「ヒーローモード」もまた然り。

あと、当初予定に無かったが、遊んでみたらシステム面が刺さってやり込んだ『ソルクレスタ』、とんでもない時間泥棒ゲームで時間を溶かされまくった『Mount & Blade II』も大変印象的。

それから聖なるクリスマス直前に現れし『Xmas Apocalypse』!(笑)『フリーダムプラネット2』もだけど、PCにはなかなか刺激的、かつ印象に残るタイトルが揃っていたように思う。

スマホは相も変わらずプロセカが稼働中です。ただ、今年は電子書籍を読む時間に回ることが多く、下半期にかけてプレイ頻度は大幅に落ちた。とは言え、時々起動しては続けている。2023年も毎日は難しいかもしれないけど、プレイし続けます。でも、どこかしらで完全復帰したいかな……。

そして、新作タイトルに対しては「鉄は熱いうちに打て!」の精神で。
とはいえ、1~2月は諸事情で新作の購入が白紙になるのだが(汗)。
(その理由は年明けの「2023年の気になる新作」にて。)

■サイトとブログ、ライター業務の2022年
サイトとブログは年明け早々、繁忙期到来で更新再開日が2月になってしまう前代未聞の珍事に……。あれは本当に「どうしてこうなった」としか言い様がなかった。

さすがに2023年はこうなりません。(明言)
1月8日から再開します。
今のところ、大丈夫なはずです。
何かしら変動があっても、1週間程度の遅れで済む見込みです。
それ以降はきっとない。恐らくない。……たぶん。

あとは通常更新のペースを戻せればいいのだけど、こればかりは状況次第。
ブログの過去記事移転作業もどこかでやらないと……。

業務絡みは、特に「電ファミニコゲーマー」さんで本当にもの凄く貴重な経験をさせていただきました。一番印象に残っているのは『COGEN: 大鳥こはくと刻の剣』と『春ゆきてレトロチカ』のインタビュー企画。

▼それは、Unityの不良社員(?)とある開発会社の悪巧みから始まった──『COGEN: 大鳥こはくと刻の剣』開発陣に聞いた、普通の会社では信じられないゲームの作り方(電ファミニコゲーマー)
▼実写ゲームは「ゲームの興奮」と「ドラマの感動」を両立できる?──小高和剛​​×『春ゆきてレトロチカ』主要制作スタッフによる”ぶっちゃけ”座談会(電ファミニコゲーマー)

前者は『がんばれゴエモン きらきら道中 ~僕がダンサーになった理由~』、『ロックマン&フォルテ』の話題を某動画にて出していたゲームデザイナーの今井尊さんにお会いしたこと(というか、あの動画の出演者全員とお会いしたこと)、後者は初めてスクウェア・エニックスを訪問したことが感慨深かった(駅チカがすぎる立地にビックリ)。

しかも『春ゆきてレトロチカ』のインタビューでは『ダンガンロンパ』の小高和剛さんにもお会いできた。だが、事前に来るとは聞いていなかったので、取材中は心臓バクバクだったという(汗)。あれで同じトゥーキョーゲームスの打越鋼太郎さんまで来てたら、正気を保つことすらできなかったかもしれない……。(※『Ever17』からのファン)

特集記事関連でも『ロックマンX4』&『ロックマンゼロ』の記事、そして先日に掲載されて間もない『ロックマン11』の記事でありがひとし先生から助言を頂いたり(協力いただいたり)、ワリオ生誕30周年の記事では、掲載後にとんでもない御方からの感想をもらえたのが嬉しかった。
後者が誰だったのかは伏せるけど……間違いなく年内最大級のサプライズ。
本当、お忙しい中、感謝の限りです。

他の「もぐらゲームス」さん、「MoguLive」さん、「リアルサウンドテック」さん、「SQOOL.NETゲーム研究室」さんでもそれなりに記事を書いては出せたという手応えがある。

ただ、ひとつだけ強烈に心残りなのはイベント取材が全くできなかったこと。東京ゲームショウは言わずもがな、「もぐらゲームス」さん絡みのインディーゲームの出展イベントも、昨年は足を運べた「デジゲー博」まで不参加に終わったのは痛すぎた。「TOKYO SANDBOX」のように開催時期が致命的に悪くて無理、というのも何個かあったし。

なので、2023年はイベント取材を少しでもできればと思う。
全くできずに終わるというのだけは絶対回避だ。
ただ、やけに予定が組まれているのが気になるが……。(やり過ぎでは?)

そんな訳で、前述のメディアさんでの活動は来年も継続となります。イベント取材以外にも、2023年は特集記事の執筆をもっと増やしていければ、と思う。
インタビュー案件も最近はご無沙汰しているけど、また何かに関われればと。

とにもかくにも、2022年もありがとうございました。先も書いたことの繰り返しになりますが、本館「box sentence」の更新は1月8日から、ブログは1月3日から通常更新を再開予定です。

まだ新型コロナを始め、暗い話題は続くどころか、悪化の懸念すらあって滅入るけど……ひとまずは2023年が少しでもいい年になることを祈って。(いや、ホントにいい年になってくれ……)

ついに『パーフェクトダーク』の舞台となった時代に来ちゃったよ。
空飛ぶタクシーは出てくるのでしょうか。
フレンドこと「エルビス」にも会えちゃいますか。

というか、音沙汰のない『パーフェクトダーク』のリメイク版も是非、来てくれよ……!

そんなこんなで、良いお年をお迎えください。