【ゲーム回想録2022】:新作&旧作ベスト5ほか

投稿者: | 2023-01-15

2022年に発売された新作ゲームの個人的なベスト5。
昨年は2月掲載と随分遅れたが、今年はほぼ平常通り。
とは言え、当初の予定から1週間遅れる形になったが。

とにもかくにも。2022年は2021年の「時空の歪み」という名の往年の作品ラッシュに飲まれ込まれすぎた反省から、新作最優先とした1年だった。それもあってか、往年の作品の購入本数は平均的な量に抑えられたと思う。
発売日当日買いした新作の多くを積んでしまう”過ち”は、またも繰り返すことになったが。
なので、2023年はこの件を踏まえた「鉄は熱いうちに打て」の姿勢でまいります。

そう言いながら、1~2月は新作の購入を完全自粛することに決めたのだが。
3月から本気を出します。それまでは積みゲーの攻略最優先だ。

そんな2022年のマイ・ゲーム・オブ・ザ・イヤーはこちらのタイトルになった。
滅入るニュースに精神面を乱される中、”無心”になれるひと時を長く提供してくれた作品。
そして、ゲームならではのストーリーというものを存分に味わせてくれた傑作。

『地球防衛軍6』(PS4)だ。

前作『地球防衛軍5』はシステム面の改善、人型の敵追加による戦術性の変化などが光る傑作だった。個人的にはシリーズ最高傑作の印象があったのだが、その路線を継承し、ストーリーおよび演出全般の大幅な強化を図った本作がそれを塗り替えてしまった。特に「プレイヤー=主人公の分身」という伝統的な設定を巧みに生かした作りが見事。既に公にされているからネタバレしてしまうが、タイムリープ(タイムトラベル)の題材をこうも『地球防衛軍』シリーズの核たる遊び、システムと絡め、プレイヤーが主人公の「ストーム1」になりきって体験させる枠組みを確立させていたことに唸った。ある意味、アクションゲームにおけるタイムリープを題材にした作品の最高傑作と言ってもいいぐらいの仕上がり。あらゆる要素が抜群の親和性を発揮している。前作で「さすがに多すぎでは……」と感じた100を超えるミッション数も、今回はさらに増えていたりするけど、ストーリー的な必然性が出せている。もちろん、一部に余計なミッションもあったけど、「もう少し減らしても……」という不満がほとんど出なかった。
肝心のストーリーもタイムリープという題材に真摯に向き合う作りになっていたのが見事。こういうストーリーは個人的に相当厳しい目で見てしまうクチだけど、本作は「御見それいたしました!」の一言に尽きた。何よりアクションゲームという枠組みを通した体験の過程が見事だし、終盤突入から最終決戦、エンディングに至るまでの過程がこの題材だからこそ成し得た圧倒的な達成感に満ちていた。おかげでクリア後の余韻も凄く、周回に挑んで伏線を探ったり、考察したくなってしまうほど。結果的にプレイ時間も歴代最長となりました。
システム面でも「レンジャー」の「バックパック」追加など、戦術面での拡張と障害物の自動乗り越えといった快適性の向上が多数見受けられたのが好印象。前作にて戦術性に変化をもたらした敵にも興味深い新種が多く、とりわけ”闇のス●ラトゥーン”とも言える「クルール」と「クラーケン」はなかなか面白い敵だった。反面、「ネイカー」(特に赤いネイカー)はストレスが勝っていてイマイチだったが。
他に今回は設定の都合で「ノーマル」の難易度も底上げされていたほか、ストーリー専用ミッションの再プレイ時におけるテンポの悪さも気になった。けど、何より厳しいのは本作のストーリーがただでさえ大作な前作をプレイしないと満足に楽しめないということだが。
とは言え、シリーズ最高傑作としては紛うことなき出来だったのは確か。長時間に渡り、無心で遊んでしまった点でも2022年屈指の癒しゲーと言えるかもしれない。これほどのものをやってしまうと、次の新作が大変そうだけど、今回の試みは凄く良かったので、またこの手のストーリーが楽しめるEDFの登場に期待したい。

そんな『地球防衛軍6』に続いた4本のベストタイトルは以下に。

■ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク(PS4)
前作の特徴はそのままに、本編全体の充実化を徹底的に図った理想的な続編。特にマップ探索の面白さは前作を凌駕しており、最初から最後まで退屈する瞬間が全くなかった。地形バリエーションの強化、ボス戦の増加、そして何より、アトレウスを操作するパートの追加が効果的に作用していたように思う。とりわけ良かったのがアトレウスのパート。クレイトスさんとは異なる俊敏なアクション、弓矢による射撃を使い分けて立ち回る戦術面が面白かった。近距離と遠距離を使い分けながら戦うという点に、若干ながら『インファマス』シリーズを思わせる手触りがあったのも印象的。クレイトスさんも前作では途中から使えたブレイズオブカオスが最初から扱えるようになり、戦闘にて使い分ける判断が試されやすくなった部分と、後半近くで手に入る新たな武器の意外な汎用性の高さが面白かった。ストーリーでも旧作の鬼神としての姿が遠い昔に感じられてしまうほどの成長が随所で見られ、真の意味で好感の持てるキャラクターへと化けたと思う。アトレウスとの対立、やけに人間味があって憎めないオーディンとトールの描写など、他にも印象に残った場面は多数ある。終盤に旧シリーズを思わせる迫力満点な展開もあったり、PSPの『落日の悲壮曲』、『降誕の刻印』に絡んだネタがあったのもシリーズを追ってきた身としてはグッとくるものがあった。
これも2022年のベストに相応しい出来で、EDF6とどちらにするか悩んだが……結果的にこうなった。けど、最高に楽しいアクションアドベンチャーゲームだったことに関しては大声で言っておきたい。

■奇々怪界 黒マントの謎(NS)
1992年にスーパーファミコンで発売された『奇々怪界 謎の黒マント』にて謎めいた形で現れて謎多き事件を起こし、多くの謎を残したまま消えた謎の敵「黒マント」。その正体が30年の長き時を経て、ついに白日の下に晒された待望の続編。前作の結末が気になって仕方が無かった身としては、それが明かされただけでも大満足の内容だった。
ゲーム全体の満足度も高い。時系列上の続編『月夜草子』ではなく、ちゃんと『謎の黒マント』の続編として仕上げられていたのが好感触。スライディング、お祓いといったスピーディなアクションと、熾烈ながらも戦術次第ではノーダメージも夢ではない絶妙な高難易度といった魅力がそのまま継承されていた。新要素の「攻撃昇華」、「お祓いチャージ」もちゃんと戦術として活用することが試され、存在意義を確立していたのも見事。また、ストーリーモードではプレイヤーキャラクターがステージに応じて変わる仕掛けも盛り込まれ、変化に富んだ攻略が楽しめたのも好感触だった。ただ、一番驚いたのはそのストーリーだったが。まさかあんなにスケールの大きな内容とは誰が予想したか。黒マントのフードの下に隠されていた姿(素顔)も誰が思い描いたか。結末もそうだが、そもそもこれってタイトー作品でしたよね、と色々と思い知った次第です。とにもかくにも、これも大変理想的な続編でした。これでもう、黒マントは謎の敵と呼ばれることは二度とない。今後は『アクトレイザー・ルネサンス』の”アイツ”がその代わりだ!(え)

■スプラトゥーン3(NS)
過去2作にも増して作り込まれたシングルプレイこと「ヒーローモード」の出来に唸った。正規ルートに沿ってステージを順に攻略していくもよし、イクラを貯めてショートカットを確保し、そのまま終盤まで突き進むのもよしという構成が素晴らしい。かつての『スーパーマリオワールド』を思わせる、遊び方の選択によって難易度を調整する手法でまとめられていて、さすがは宮本茂さんに師事した若手の方々が作っている作品……と、感慨深くなった。本編も前作の「オクト・エキスパンション」の要素を加えたことで、ステージ全体のバリエーションが強化。「オルタナログ」にて語られるバックストーリーも興味深い内容に加え、その全容を確かめたいあまり、全ステージの攻略に挑みたくなるというやる気を促す仕掛けとして活かされていたのも見事だった。
対戦も基本のナワバリバトルは戦闘重視、塗り重視とステージごとの方向性が明確になって、だいぶバランスが良くなった印象。前作で入手手段が限定されていたチケットも手に入りやすくなったほか、試し打ち場がロビーと統合され、待ち時間がただ対戦開始を待つだけでなくなったのもナイスな改善だった。そしておまけのカードゲーム「ナワバトラー」。思いのほか本格的な作りでビックリです。しかも、ジャッジくんとも対戦できちゃうと来たもんだ。結局その後、1日1回はジャッジくんと対戦しています。おお、ジャッジよ。今後もそれ目的で起動しつつ、対戦も野良での参加頻度を増やしていければと思うこの頃です。バンカラマッチも頑張ります……(疲)。

■星のカービィ ディスカバリー(NS)
個人的に生涯初の発売日当日買いをした本編カービィ新作。これまでの新作がいつも最高にタイミングの悪い時期の発売で、後日購入がザラだった流れに決定的な変化をもたらしたという点でも感慨深い1本となった。
肝心の内容もシリーズ初の3Dアクションでありながら、操作性からアクションの手触りまで、シリーズの良い所を損ねないよう細かな調整がなされた作りになっていたのが見事。新アクションの「ほおばりヘンケイ」もコピー能力とは異なる攻略の面白さと、各種形態ごとに異なる操作感などでシリーズの新境地を開拓していた。いずれも今回の3Dだからこそ活きるものになっていたのも素晴らしかった。
そして、全編に渡って完全新作としての色が濃いのにも拍手。ここしばらく、過去作のネタに頼り切った新作が続いていたが、今回はシステムもさることながら、世界観に演出、果ては音楽まで徹底して”新しさ”で攻めていたのは好印象だった。『ロボボプラネット』辺りから過去作ネタに関しては食傷気味な所が出始め、だいぶ気になっていただけに、ようやく振り切ってくれたか……と。他に今回はクリア後の高難易度要素への誘導も上手いほか、アクションゲームが苦手な人にも門戸を開く救済措置が用意され、挑みやすくなっていたのも素晴らしかった。最終的に100%クリアも達成したことから、やり切った実感も凄い。一部バグの存在、クリア後に対決するボスの一部攻撃の視認性の悪さは気になったが、今回の方向性は大変よかったので、次回作もこの感じでお願いしたい。そして、その発売日もタイミングのよい時期になることを願う。今回限りの偶然で終わらんでくれ……。

そして、ベスト5には入らなかったけど、とても良かった次点の新作5本。

■Mount & Blade II: Bannerlord(PC)
2022年度時間泥棒大賞。やればやるほど「あれもしたい、これもしたい」という欲求が増えていき、気付けば夜明け寸前まで没頭してしまう永久機関な作りに戦慄した。電ファミさんの案件を通して知ったゲームだったが、これはその中でも屈指の大当たり。いずれは本作の未来を描いた前作にも触れてみたい。

■DRAINUS(PC)
探索型アクションゲームを制作し続けているインディーチームが送る、攻略しやすいシューティングゲーム。被弾を推奨するゲームシステムと多彩な攻略法、考え抜かれたステージ構成、ストーリー展開に拍手。若干ネタバレになるが、ちゃんと挑む意義を持たせた2周前提の構成も見事だった。
2023年2月にはスイッチ版も発売。必ず押さえる……けど、多分3月以降と思われ。

■ソルクレスタ(NS/PS4/PC)
プラチナゲームズが送る、アクションゲームのような手触りと戦術性を持ったシューティングゲーム。やり込めばやり込むほどに面白さが増していく作りに唸った。気に入ったあまり、全機種版を購入したほど。最終ステージの盛り具合がタマにキズだったけど、現在はそこを修正するアップデートが行われ、劇的に緩和されている。

■Pokemon LEGENDS アルセウス(NS)
まさに新世代型『ポケットモンスター』と言うに相応しい、意欲的な試み満載だった新作。特にポケモンを捕まえる楽しさに関しては、歴代シリーズの中でも屈指だったと思う。ポケモンの恐ろしさを身をもって体感させる「オヤブン」の存在も印象深い。「はかいこうせん」を人に向けて撃ってはいけませんよ、マントを着けた某氏。

■パズルバトラー!みらい(PC)
「3マッチパズル」とアクティブタイム形式の戦闘が同時展開される慌ただしい作りながら、とても”ゆるい”バランスが光る作品だった。パズルゲーム初心者、苦手意識のある人もレベルを上げれば直感でどうにかなるというRPG要素の活用法も見事。露骨なパロディ、耳に残る音楽と妙なネタが散りばめられたストーリーも面白かった。

他に『Freedom Planet 2(フリーダムプラネット2)』(PC)、『COGEN: 大鳥こはくと刻の剣』(NS)、『tERRORbane』(PC)の3作も良かった。まだ遊びきれてないのが悔やまれるけど、『ELDEN RING(エルデンリング)』(PS4)、『トライアングルストラテジー』(NS)の2作も外せない。

旧作は断トツで『リングフィットアドベンチャー』。

このゲームのおかげで運動の習慣が身に着きました。
フィットネスとRPGを融合させたゲームデザイン、妙なノリのストーリーといった部分も面白かった。ある程度狭いスペースでも遊べるサポート機能が充実していたのも有難い。
というか、こういう配慮があるなら、リアルタイムで遊びたかった……。

残る旧作ベスト4本は『Turrican Anthology Vol. 1 & 2』(NS)、『ペーパーマリオ オリガミキング』(NS)、『マルコと銀河竜』(NS)、『探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件』(NDS)
特に『Turrican Anthology Vol. 1 & 2』は幻の『スーパータリカン2』をついに遊べたというだけでも感謝感激の感無量です(『メガタリカン』も面白かった!)。ありがとう、Strictly Limited Games。国内代理店のビットゲームスさんにも圧倒的な感謝を。今後ともよろしくお願いいたします。

最後に10個の部門別で印象に残ったタイトルをピックアップ。

■惜しい部門:『冤罪執行遊戯ユルキル』(PS4)
アドベンチャーゲーム(+脱出ゲーム)とシューティングゲームの融合というコンセプトは面白かった。しかし、まとめ方が洗練されてなく、結果的に双方の悪い所が目立ってしまっていた。特にストーリーが完全にテンポ悪化の要因となってしまっていた印象。シューティングパート(ユルキルジャッジメント)はその弊害をモロに喰らっている。
2019年のTGSで体験した時はボリュームほどほどで、テンポが良かった印象があるのだが、その頃からさらにボリュームアップを図ったのがアダとなったのか?(若干うろ覚えだが、明らかに増量している)。ストーリーも登場人物たちの描写、引きのタイミングなど、秀逸な部分はあったけど、いかんせん終盤とそのオチが……。他にPS4版でもイベントなど、シーン切り替えの度に読み込みで止まる現象が見受けられたのが引っ掛かった。PS5版やPC(Steam)版だとそうでもないのだろうか。
総じてコンセプトは面白いけど、調整を誤ったという印象。もう少しテンポ重視していれば、これほど悪印象はなかったのでは。とは言え、好印象を抱いた部分も多々あり、嫌いになれないところも。小林画伯の(演技の)魅力を凝縮しまくった「びん子」、安元洋貴さんが怪演した紳士「岡恵一」なんてその筆頭。多分、今後も忘れないと思われ(笑)。

■ネタ部門:『Fit Boxing 北斗の拳 ~お前はもう痩せている~』(NS)
これしかないだろ。

■ギャップ部門:『マリンエクスプレス殺人事件』(PC)
理由は3つ。昔懐かしのコマンド選択型アドベンチャーゲーム……と思ったら、その種の要素はなく、ストーリー主導のビジュアルノベルだったこと。もうひとつに所々で日本人でも分かる人は限られるだろうマニアックなネタが随所にあったこと。最後にエグい真相の隠されたストーリーに見入られたというのがあった。
ただ、あのオチ(真相部分の穴)はどうなんだろう……。

■キャラクター部門:黒マント(『奇々怪界 黒マントの謎』)
『冤罪執行遊戯ユルキル』の岡恵一、『スプラトゥーン3』のヤシガニさんも凄くて有力候補だったのだけど、30年越しに正体が判明したという感慨深さと歴史の重みからこちらに軍配。まさかフードの下にあんな姿(素顔)が隠されていようとは。その点ではギャップ部門にも該当するかも。

■グラフィック&ビジュアル部門:『Freedom Planet 2』(PC)
メガドライブからセガサターンへと移行したかのような進化ぶりが見事。これぞ90年代後半な派手さだった。キャラクターのデザインとドット絵も圧倒的によくなった。新キャラのニーラなんて恩恵受け過ぎ(笑)。

■ミュージック部門:『Dounut Dodo』(PC)
2022年夏のサマーセールで購入した、名前を伏せた3本の内の1本。ノリノリで耳に焼き付く名曲のオンパレードだった。サウドトラック購入不可避。そして、1月19日からはスイッチ版も販売開始!

■アイディア部門:『Shotgun King: The Final Checkmate』(PC)
まさに「ここに選ばれるために現れた」としか言い様がない珠玉の作品。歴史的な「チェス」というゲームの枠組みを根底から覆してしまったというだけでも、まさにアイディアの勝利としか言い様がない。

■残酷部門:『Xmas Apocalypse』(PC)
銃火器を持ったサンタクロースとトナカイが暴れまわる時点で残酷にもほどがある。
(ちなみにその後、驚きの新キャラクターが追加されたという。)

■癒し部門:『地球防衛軍6』(PS4)
前述の通り。無心になって遊び続けてしまう点ではまさに”癒し”だった。

■どうしてこうなった部門:『白き鋼鉄のX2』(NS)
若干、特殊なケースで、厳密には「Ver 1.4.0」以前の『白き鋼鉄のX2』。
率直に言って心の底から呆れた。「その要素のどこが面白いと思ったの?」の一言。何で前作屈指の評価点、素直な構成を捨てた。というか、過去に別の作品においてやった不快の極みな要素をやったことに強烈な憤りを覚えた。その作品でも結構、批判を喰らったように覚えているのだが、なぜ繰り返した。しかも、色々必然性を感じさせないシステムまで導入するし、本気で「これの何が面白いと思ったの?」だった。
アクション周りの全面一新に関しても賛否はあるだろうけど、個人的にはそこまで悪い印象はなく、本作独自の体験を提供するものとして完成されていたと思う。変化に富んだステージの作りや意味深な世界観(およびストーリー)も悪くはない。それだけに件の要素が余計の極み。本当、「どうしてこうなった」としか言い様がない酷さだった。
現在の「Ver 1.4.0」ではそこを大幅に正す措置が成され、普通に遊べるようになっている(とは言え、力技すぎて、ゲームデザイン的にはお世辞にも褒められたものではない)。ただ、個人的にはそれ以前の不快感が突き抜けていたのもあり、結果的に途中で断念した。今後もこういう方向性で作るなら、残念ながら見限るしかない。というか、ここの作るアクションゲームとの相性が年々悪化している(制作における価値観や作風が共感できなくなっている)ので、当面はかねてから距離を置いている探索型と同様の扱いにする。
一時期は絶大な信頼を置いていたのが、ホント……どうしてこうなった。

……という感じの2022年だった。

2023年は前述の通り、1~2月は新作の購入を自粛。

本始動は3月の『LOOP8(ループエイト)』からを予定している。この間にニンテンドーダイレクトが放送され、気になるダウンロード配信専用の新作が現れたりすれば、それが2023年最初の新作になるかもしれないが。
ただ、パッケージ新作は『LOOP8』が最初の1本になるのはほぼ確定。
それまでの内に現在、貯まりに貯まっている積みゲーを可能な限り減らしておきたい。
そして、『LOOP8』を始め、新作は「鉄は熱いうちに打て」の姿勢で。

そんなこんなで、2023年も素敵な新作、旧作との出会いが沢山あることを願って。