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≫ロックマンX5(備考録)
■発売元 カプコン
■ジャンル アクション
■CERO A(全年齢対象)
■定価 5800円(税別)
▼Contents Index ≪Last Up Date:7/13/2014≫
▼『ロックマンX5』:レビュー / ▼『ロックマンX5』:スタッフリスト

◇取扱説明書の注意事項
◇ユーラシアの撃墜成功率
◇Windows版『ロックマンX5』
◇元ネタ検証
◇スタッフコメント:抜粋
--- 参考資料 ---
■R20 ロックマン&ロックマンXオフィシャルコンプリートワークス(カプコン)
■ロックマンX大全書(双葉社)
■和文フォント大図鑑
◇取扱説明書の注意事項
今作の取扱説明書の27ページに記載された『攻略テクニック』のページにある、「弱点武器を使え!」の項に以下の記述がある。


>敵にはそれぞれ弱点武器が設定されています。
>特にボスは特殊武器を使わないと苦戦必至!?
>時間が経つとレベルが上がってしまうので、
>苦手なボスはレベルが低い内に倒そう。(※27ページより引用)



今作はゲームオーバーになり、ステージセレクトに戻ると時間が経過する仕様になっている。つまり、やられればやられるほど難しくなっていく。故にこの説明書の記述通りにプレイするのならば、オープニングステージクリア後のデータから再開するようにしないといけない。この通りにやると初心者の場合、詰みかねないので注意。
最も、今作のレベル制自体が初心者泣かせのシステムな上、終盤のステージに登場するボスは全て最高レベルの設定になっているので、全く解決策にならないのだが。
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◇ユーラシアの撃墜成功率
今作のメインミッションとなるスペースコロニー『ユーラシア』の撃墜。この撃墜にはギガ粒子砲『エニグマ』を使う事になり、4体のボスを倒し、4つのパーツを入手すると自動的に発射デモへと移行。或いはパーツが揃っていない時点でも、ステージセレクト画面から選択する事で、発射デモへと移行できる。
しかし、このエニグマによる撃墜が成功するか否かは完全に運。大抵の場合は失敗し、スペースシャトルによる突撃作戦へと移行するが、ごく稀に一発で成功する事がある。
残念ながら、絶対に成功となる条件はない。
しかし、成功確率を低下させる条件に関しては幾つか存在する。


■4つのパーツを全て入手していない時点での発射
基本的にパーツが1つでも多ければ成功確率は高まる仕様となっている。
その為、集まってない状態での発射は失敗する可能性が高い。

■ダイナモに負ける
2体のボスを倒した後に乱入してくる中ボス、ダイナモ。
彼に一度でも負けると確率が下がるようになっている。
必ずノーミスで倒すようにする。

■ゼロがシグマウィルスに10回以上感染した場合
唯一、撃墜が失敗確定となる条件。
必ず避けなければならない。

■落下時間の必要以上の経過
基本的にあまりにも経過してしまうと撃墜は失敗し易くなる。
その為、無駄な探索などは控えた方が良い。


念の為、これらの条件を全て回避したとしても撃墜が成功する保証は無い。
繰り返しになるが、成功は運任せ。祈るしかない。
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◇Windows版『ロックマンX5』
今作も前作『ロックマンX4』と同様、Windows版が2002年5月24日に発売された。オリジナル版の発売から2年近く経過してからの発売だった為、システム周りに改善が図られているのではと期待させられるが、残念ながら何一つ改善されてない。オリジナル版のままである。
ただ、幾つか変更されている部分もある。と言っても、以下の僅かに過ぎない。

■オープニング主題歌、エンディングテーマが削除
X4と同様にムービーはそのままだが、曲は別のものに差し替えられている。

■台詞の文字フォント変更
綜藝体(そうげいたい)へと変更されている。
≫備考:綜藝体(和文フォント大図鑑:GIF画像)

■ロード画面の消滅
予めゲームデータをインストールして遊ぶ形式になった都合により消滅。 これにより、オリジナル版よりも若干、テンポは向上している。(しかし、エイリアの通信はオリジナルと同様に強制中断仕様。)


その他、前作の『サウンドテスト』、『イージーモード』のような新要素もない。
一応、新曲の存在など、希少価値はそこそこあるコレクターアイテムとなっている。また音楽データを参照する事もでき、その中にはボスの一人、タイダル・マッコイーンのステージで使われるはずだった幻の没曲が存在する。
気になる方は怖いもの見たさでチェックしてみるべきかも知れない。
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◇元ネタ検証
今作は旧ロックマンシリーズとの関連を強く匂わせる描写が多く、特にラストステージである『零空間』では多くのロックマンシリーズのネタを拝む事ができる。
以下、そのネタと元となるロックマン作品の紹介。


■零空間ステージ1:即死レーザー
『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎!』のクイックマンステージより。
特殊武器の『ダークホールド』を使うと発射を止められるのも原作に則っている。

■零空間ステージ1:シャドーデビル
『ロックマン』のワイリーステージ1のボス、イエローデビルが元ネタ。特殊武器の『トライサンダー』が弱点というのも、原作のサンダービームが弱点という設定を踏襲している。
また、一定のダメージを与えた際に変形するドクロの形態は、ワイリーマシーンを元ネタとしている。デザイン的には『ロックマン6 史上最大の戦い!!』のワイリーマシーン6号に近い。

■零空間ステージ3:ボス部屋のWマーク
ロックマンシリーズ恒例のワイリーマーク。
但し、左上部に「Dr.」の表記がない。

■零空間ステージ4:点滅ブロック
ロックマンシリーズ恒例のトラップ。
ほとんどのシリーズに登場する。


ロックマンはXシリーズしかやった事がない方は、ネタ元の作品をプレイしておくと、より今作を楽しめるかもしれない。
特にロックマン、ロックマン2、ロックマン6のプレイを推奨する。

◆備考リンク
≫ロックマン(カプコンオンラインゲームズ)
≫ロックマン2 Dr.ワイリーの謎!?(カプコンオンラインゲームズ)
≫ロックマン6 史上最大の戦い!!(カプコンオンラインゲームズ)

いずれもアーカイブズ版。
Wii、WiiU、3DSのバーチャルコンソールでも配信中。
(但し、ロックマン6のVC版だけはWiiU、3DSのみ。Wiiでは配信されていない)
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◇スタッフコメント:抜粋
『R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス』の156〜163ページに掲載されたスタッフのコメントを抜粋。コメントはキャラクターデザインのSENSEIこと末次治樹、スペシャルサンクスの稲船敬二の二名。


■この作品から自分はロックマンXシリーズにはほとんど関わってない。スタッフに言ったのは「もう、これでシリーズ終わらせて」。なので、内容的にはかなり終末観の漂うものになっている。(稲船氏)

■ダイナモは西部劇に出てくる騎兵隊をモチーフとした。銃と剣の使い手でもあるので、エックスとゼロの要素も多少ながら入れている。(末次氏)

■マッコイーン、ぺガシオン、ディノレックスの3体のボスは日暮くん(日暮竜二氏:PS版ロックマンシリーズのイラストやロックマンエグゼシリーズなどのグラフィックデザインを担当)にデザインしてもらった。彼のデザインは正統派で無駄がない。自分の場合はずっとロボットモノをやってたのもあってゴテゴテしてしまう。(末次氏)

■シャドーデビルは最初は銀色の『メタルデビル』だった。その後、目の周りの光っている部分を強調させる為に黒くなり、シャドーデビルとなった。(末次氏)

■オープニングの回想シーンは元はドット絵でも、一人一人の脳内ではキャラクターが生き生きと動いて、カッコイイシーンが展開されていたと思った。それを何とか絵にしたいなと思い、あのようになった。発売後にビデオに撮って何度も見てくれたというファンがいて、苦労した甲斐があったと思った。(末次氏)

■Xシリーズのヒロインはアイリスなのか、エイリアなのかという話があるが、個人的にはエイリアはヒロインというより、お姉さん。アイリスはヒロインと言ってもX4であのような事になるので、そうとは言い難いところがある。(末次氏)


≪余談≫
■稲船氏が今作からXシリーズに参加してないとコメントしている通り、以降の作品ではスペシャルサンクス扱いとなっている。但し、次の『ロックマンX6』、『ロックマンX2 ソウルイレイザー』、『ロックマンX コマンドミッション』には名前すらない。

■インタビューなどでは公言されてないが、外部会社によって制作された作品。担当したのは大阪の株式会社バリューウェーブ。パソコン機器の販売を専門としながら、ゲーム事業の部署を持つという異色の会社。今作ではプログラム周りを担当。以降のロックマンXシリーズにもプログラムやグラフィック、企画サポートで参加している。
≫但し、PSPの『イレギュラーハンターX』からは担当を外れた。
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